築地本願寺で盆踊り、大江戸助六太鼓や築地場外の模擬店も

【銀座新聞ニュース=2015年7月29日】築地本願寺(中央区築地3-15-1、03-3541-1131)は7月29日から8月1日までの4日間、「築地本願寺納涼盆踊り大会」を開く。

築地本願寺で7月29日から8月1日まで開催される「築地本願寺納涼盆踊り大会」。画像は過去の会場風景。

築地本願寺で7月29日から8月1日まで開催される「築地本願寺納涼盆踊り大会」。画像は過去の会場風景。

2015年に68回目を迎える築地本願寺での納涼盆踊り大会で、毎日、盆踊りが開かれ、「大江戸助六太鼓」が演技を披露する。盆踊りでは「築地音頭」や「これがお江戸の盆ダンス」、「東京音頭」などと合わせて踊る。

また、境内には築地場外にある鳥めしの「鳥藤(とりとう)」(中央区築地4-10-18、03-3541-2545)や漬物の「つきじ広洋(こうよう)」(中央区築地4-9-4、03-5565-0341)など約20店が模擬店を出す。31日には「仮装大会」が開かれ、女装、男装、コスプレなど自由な仮装で盆踊りに参加できる。「築地本願寺納涼盆踊り大会」は「中央区夜景八選」に選ばれている。

29日は17時30分から18時5分が「大江戸助六太鼓」の演奏(盆太鼓) 、18時10分から物故者追悼法要、19時から納涼盆踊り(盆太鼓)、19時50分から20時が「門下生楓組」による奉納演奏、20時から21時まで「納涼盆踊り」(盆太鼓)が行われる。

30日は17時30分から18時45分が「大江戸助六太鼓」の演奏(盆太鼓)、18時50分から19時が「門下生梅組」による奉納演奏、19時から「納涼盆踊り」(盆太鼓)。

19時50分から20時まで「門下生樫組」による奉納演奏、20時から21時まで「納涼盆踊り」(盆太鼓)が行われる。

31日は17時30分から18時45分が「大江戸助六太鼓」の演奏(盆太鼓)、18時50分から19時が「門下生混成」による奉納演奏、19時から「納涼盆踊り」(盆太鼓)。

19時50分から20時まで「門下生榊組」による奉納演奏、20時から21時まで「納涼盆踊り」(盆太鼓)が行われる。

1日は17時30分から45分が「大江戸助六太鼓」の演奏(盆太鼓)、17時50分から18時が「門下生橘組」による奉納演奏、18時から「納涼盆踊り」(盆太鼓)。

18時50分から19時まで「大江戸助六太鼓」による奉納演奏、19時から20時30分まで「納涼盆踊り」(盆太鼓)が行われる。

模擬店は例年、築地場外市場に店を構える、牛肉の「近江屋」(中央区4-14?1、モンテベルデ築地、03-3541-7398)、玉子焼きの「つきぢ松露(しょうろ)」(中央区築地4-13?13、03-3543-0582)、揚げ物、惣菜の「味の浜藤(はまとう)」(中央区築地4-11-5、03-3542-2271)。

練り物の「紀文(きぶん)食品」(中央区築地4-13-18、03-3541-3321)、ホルモン煮の「きつねや」(中央区築地4-9-12、03-3545-3902)、飲茶の「菅(すが)商店」(中央区築地4-10-2、03-3541-9941)、銘茶の「和田久(わだきゅう)」(中央区築地4-7-5、築地KYビル、03-3541-0009)など約20店が出る。

組太鼓「助六太鼓」は江戸から伝わる歌舞伎、長唄などを研さんし、東京の盆太鼓スタイルであった斜め台による打法を、創作和太鼓に取り入れたもので、1968年に東京・文京区で小輪瀬晋(こわせ・しん)さんを中心に和太鼓プロ集団として発足した。国際劇場の鳴り物師、杵屋佐三造(きねや・ささぞう)さんに邦楽器の基礎を学んだ。

1972年に「助六太鼓保存会」が設立され、1977年に今泉豊(いまいずみ・ゆたか)さんが「助六太鼓」代表となり、一緒に「助六太鼓」の基礎を築いてきた小林正道(こばやし・せいどう)さんが1982年に「大江戸助六太鼓」と命名し、独立した。今泉豊さんは「助六太鼓」の家元、小林正道さんは「大江戸助六流宗家」に就いている。

「大江戸助六太鼓」(事務所・千代田区外神田2-1-13、細野ビル、03-3255-3484)は小林正道さんが代表を務める集団で、糸原昌史(いとはら・まさし)さん、座古瑞穂(ざこ・みずほ)さんらのメンバーが所属し、活動している。

開場時間は19時から21時(最終日は18時から20時30分)。参加は自由。