銀座駅でA・スズキ、木村純がボサノバライブ

【銀座新聞ニュース=2016年10月23日】東京地下鉄(東京メトロ、台東区東上野3-19-6、03-3837-7077)は10月28日に東京メトロ銀座駅の中のコンコース内「銀座のオアシス」で、「第65回Metro Music Oasis-オータムボサノバナイト」を開く。

地下鉄「銀座駅」構内で10月28日に「第65回メトロミュージックオアシス(Metro Music Oasis)-オータムボサノバナイト」に出演する左からアンディ・スズキさんと木村純さん。

地下鉄「銀座駅」構内で10月28日に「第65回メトロミュージックオアシス(Metro Music Oasis)-オータムボサノバナイト」に出演する左からアンディ・スズキさんと木村純さん。

「メトロミュージックオアシス」は2カ月に1回程度、地下鉄銀座駅のコンコースで開催しているミニライブで、2016年度の「メトロミュージックオアシス」は、オリンピック・パラリンピック開催年度であることから「音楽で巡る、世界旅行」をテーマに、世界各国の音楽を取り上げている。

今回はブラジル大使館の協力により、ボサノバのユニット「サパトス(SAPATOS、ポルトガル語で靴の意)」のギター奏者の木村純(きむら・じゅん)さんと、アメリカのシンガーソングライター、クリストファー・クロス(Christopher Geppert Cross)さんやアメリカのジャズ・ボーカルのアル・ジャロウ(Alwyn Lopez “Al” Jarreau)さんらのレコーディングやツアーメンバーを務めるジャズサックス奏者のアンディ・スズキ(Andy Suzuki)さんが出演する。

木村純さんは中学2年のときに、ブラジルの歌手、ギター奏者のジョアン・ジルベルト(Joao Gilberto Prado Pereira de Oliveira)さんの「イパネマの娘」を聞き、衝撃を受け、以来、ブラジル音楽、特にボサノバにのめりこみ、レコードからの独学でボサノバギターを習得、高校時代にボサノバ専門のコンボを結成し、ライブ活動をはじめた。

1998年までの24年間サラリーマンとして勤務し、サックス奏者の三四郎(さんしろう)さんとボサノバユニット「サパトス」を結成し、東京都が認定する「へブンアーティスト」第1期テストに合格し、東京都公認の街頭演奏家としても活動している。また、ポップスやジャズなども演奏し、ライブやレコーディング、CM音楽の制作などで活躍、2002年に「資生堂ふふ マスカラ・ドラマティカルアイ」とパナソニック(旧松下電器産業)の「乾いちゃう洗濯機」と「生ごみ処理機」のCM音楽により、第42回社団法人「全日本CM放送連盟(ACC)」審査会で銅賞とACC賞を受賞している。

アンディ・スズキさんはフィンランド生まれ、父親が日本人、母親がフィンランド人で、アメリカのニューヨーク、フィラデルフィア、ニュージャージー州で暮らし、日本でも過ごした。アメリカの高校時代に、カリフォルニア州立ノースリッジでの音楽番組のオーディションを受け、その後、大学に進学するも中退した。ロサンゼルスを拠点に活動し、3枚のCDを発売し、現在は主にドイツのベルリンを中心に多くのジャズ奏者と共演している。

開演時間は17時と18時30分の2回で、いずれも40分程度。料金は無料。