アカデミー賞の間違いってあるの?それとも新種のPR?(227)

【tamaoのOL独り言=2017年3月2日】どういうことなの?アカデミー賞?なんか演出に見えてしょうがないんだけれどもアカデミー賞。

いちごの季節? おすそわけしますね!

すごく権威がある賞なのに、受賞作品を間違えるなんて。本当に今年はアメリカ、いろいろ話題が尽きないですねぇー。

まず予想通り「ラ・ラ・ランド」が主演女優賞をはじめ6冠に輝やいた。ご存知だろうけれども、「ラ・ラ・ランド」はロスアンゼルスを舞台としたミュージカル映画で、監督賞を取ったデイミアン・チャゼルは、前作のミュージカル映画でも話題をさらった人だ。

ラブストーリーらしいんだけど、ただのラブストーリーやミュージカルならアカデミー賞は取れない。私もまだ見ていないので、期待しています。どんな作品だろう?そして、有名なミュージカルにつきもののテーマ曲のいい曲が絶対にあるはず。でも、たとえ見ても、内容は書けないので、みなさんで見ましょう!

日本の作品はアニメでノミネートされたものの、去年の大ヒット作の「君の名は。」ではないし、思った以上にハリウッドの壁はメキシコ国境の壁よりも高いようだ。

日本人はあまりアカデミー賞を意識していないしね。たぶん、アメリカの文化にも関係しているのだろう。だいたいプレゼンターで出てきた俳優ってフェイ・ダナウェイ(Faye Dunaway)とウォーレン・ベイティ(Warren Beatty)なんだって。本当にアメリカだよねー。

そして、渡した紙が間違ってたっていうんだけど、あの2人にどうやって間違えましたなんて言えるんだろうと思うね。絶対に言えないでしょう。

でも、それが違っていて「ムーンライト」が作品賞だったという。「ムーンライト」も気になる。まだ、これから封切られるようなので、期待して待ちましょう。あれ?もしかして、これっていわゆる新種のプロモーションですか?(敬称略、中堅企業に勤めるOLのタマオさんが日常の生活について思っていることを不定期に書きます。注書きは著者と関係ありません)

編集注:「ラ・ラ・ランド(原題・La La Land)」は2016年にアメリカで公開されたミュージカル映画で、脚本、監督はデミアン・チャゼル、主役はライアン・ゴズリング(Ryan Gosling)とエマ・ストーン(Emily Jean “Emma” Stone)が演じた。

第89回アカデミー賞では1950年の「イブの総て」、1997年の「タイタニック」に並ぶ史上最多の14ノミネート(13部門、歌曲賞で2つ)で、監督賞、主演女優賞、撮影賞、美術賞、作曲賞、歌曲賞の6部門で受賞した。

デミアン・チャゼルが監督・脚本を手がけた「セッション(原題・Whiplash)」は2014年に制作された映画ドラマで、第87回アカデミー編集賞では5部門にノミネートされ、助演男優賞、編集賞、録音賞の3部門で受賞した。

編集注:第89回アカデミー賞では長編アニメ部門でスタジオジブリの日本・フランス共同作品「レッドタートル ある島の物語」がノミネートされ、「沈黙-サイレンス」が撮影賞で候補となった。

編集注:「ムーンライト」はバリー・ジェンキンス(Barry Jenkins)が監督を務め、脚本はマクレイニー(Tarell Alvin McCraney)とジェンキンスが共同執筆し、出演者はトレヴァンテ・ローズ(Trevante Rhodes)、アンドレ・ホランド(Andre Holland)ら。

第89回アカデミー賞では8部門でノミネートされ、作品賞、助演男優賞、脚色賞を受賞している。

内容はマイアミの貧困地域で暮らす内気な少年シャロンが学校では「チビ」と呼ばれていじめられ、家庭では麻薬常習者の母親ポーラから育児放棄されていたが、シャロンに優しく接してくれるのは、近所に住む麻薬ディーラーのホアン夫妻と、唯一の男友達であるケビンだけで、やがてシャロンは、ケビンに対して友情以上の思いを抱くようになる。