ピカデリー「東京喰種」初日、窪田正孝、鈴木伸之ら挨拶

【銀座新聞ニュース=2017年7月22日】大手映画配給会社の松竹(中央区築地4-1-1、東劇ビル、03-5550-1533)は7月29日から丸の内ピカデリー(千代田区有楽町2-5-1、有楽町マリオン、03-3201-2881)で一般公開する「東京喰種 トーキョーグール」の初日に、窪田正孝さん、鈴木伸之さん、桜田ひよりさんらによる舞台あいさつを開く。

7月29日から一般公開される「東京喰種 トーキョーグール」((C)2017「東京喰種」製作委員会(C)石田スイ/集英社)。

29日7時45分の回上映終了後、11時35分の回上映前に、監督の萩原健太郎(はぎわら・けんたろう)さんをはじめ、大学生で主人公の「金木研(カネキ)」役の窪田正孝(くぼた・まさたか)さん、男性捜査官「亜門鋼太朗」役の鈴木伸之(すずき・のぶゆき)さん、喰種「笛口雛実」役の桜田(さくらだ)ひよりさん、カネキの親友の大学生「永近英良」役の小笠原海(おがさわら・かい)さん、カネキの先輩の大学生「西尾錦」役の白石隼也(しらいし・しゅんや)さんが舞台に登場してあいさつする。

「東京喰種 トーキョーグール」はマンガ家の石田スイ(いしだ・すい)さんのデビュー作品で、現代の東京を舞台に、人の姿をしながら人肉を喰らうことで生きる怪人たち「喰種」(グール)をテーマとし、「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で2011年41号より2014年42号まで連載され、新編となる「東京喰種トーキョーグール:re(トーキョーグール・アールイー)」が、「週刊ヤングジャンプ」の2014年46号より連載されている。

2013年7月と2014年6・12月には十和田シン(とわだ・しん)さんによる小説版が発売され、2013年8月から9月までデジタルマンガ雑誌「ジャンプライブ(LIVE)」で番外編(スピンオフ)コミック「東京喰種トーキョーグール [JACK](トーキョーグール ジャック)」が連載された。

2014年からテレビアニメ化され、テレビアニメ2作とOVA2作が制作され、2015年7月に舞台化されている。

物語は人間社会に紛れ込んで人を喰らう怪人「喰種」がはびこる東京が舞台で、事故で重傷を負った青年カネキは、一緒にいた喰種の少女リゼの臓器を移植されたことで半喰種になってしまう。人間でありながら人を食べることでしか生きられなくなったカネキは、人間と喰種の狭間で苦悩しながらも、喰種を駆逐しようとする人間たちとの戦いに巻き込まれていく。

萩原健太郎さんは1980年東京都生まれ、1999年に「のど自慢」に出演し、その後、アメリカ・カリフォルニア州の私立美術大学のアートセンター・カレッジ・オブ・デザインを卒業、7年間映画制作を学び、2016年に「Anniversary アニバーサリー」で監督を務め、2017年にプロジェクト「シネマファイターズ(CINEMA FIGHTERS)」で制作された1作「スノーマン(Snowman)」で監督を務めた。

チケットはチケットぴあを通じて22日11時から先行抽選を販売しており、24日11時締め切り。一般販売は26日10時から。料金は2000円均一。作品は「PG12」(小学生には助言・指導が必要)に指定されている。