丸善丸の内で岡本順の「キダマッチ先生6」原画展

【銀座新聞ニュース=2021年11月12日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ内、03-5288-8881)は11月12日から12月9日まで3階児童書売場壁面ギャラリーで岡本順さんによる「キダマッチ先生!6 先生ヘソを曲げる」原画展を開いている。

丸善・丸の内本店で12月9日まで開かれている岡本順さんの「キダマッチ先生!6 先生ヘソを曲げる」原画展に展示されている絵本の表紙。

イラストレーターの岡本順さんが絵をてがけ、児童文学作家の今井恭子さんが文章を書く「キダマッチ先生!」シリーズの第6弾「キダマッチ先生!6 先生ヘソを曲げる」(BL出版、1430円)が9月13日に刊行されたのを記念して、原画展を開く。

「キダマッチ先生!」シリーズはアグラ山のふもとの池にすむ1匹のカエル、それが名医のキダマッチ先生で、先生のところにさまざまな生き物たちが次々と患者として訪れ、あっというまに治してくれるという話だ。

2017年7月に第1巻の「キダマッチ先生!1 先生 かんじゃにのまれる」、2018年2月に第2巻の「キダマッチ先生!2 先生 かんじゃをたべちゃった!?」、2018年9月に第3巻の「キダマッチ先生!3 先生 手紙をかく」、2020年2月に第4巻の「キダマッチ先生!4:先生 町へ いく」、2020年10月に第5巻のキダマッチ先生!5:息子 ナマズになる!?」が刊行されている。

「キダマッチ先生!6 先生ヘソを曲げる」は今朝はめずらしく患者さんが来ないと思ったら、羽がいたいというミツバチ、背中の皮がつっぱっているヘビ、不眠症のタヌキたちがやってきて、先生は大忙し。

岡本順さんは1962年愛知県生まれ、18歳でマンガ家としてデビュー、2012年に絵本「きつね、きつね、きつねがとおる」(文は伊藤遊さん)で第17回日本絵本賞を受賞、絵本に「ふしぎなおるすばん」や「ぼくのくるま」などがある。

開場時間は9時から21時(最終日は19時)まで。