サッポロライオン「長万部酒場」10周年でホタテ貝ステーキ等3種

【銀座新聞ニュース=2022年5月16日】ビール系飲料業界第4位のサッポロホールディングス(渋谷区恵比寿4-20-1)グループのビヤホール、レストランなどを運営するサッポロライオン(中央区八丁堀4-3-3、ダイワ京橋ビル)は5月16日から22日まで「「海鮮居酒屋おおーい北海道 長万部酒場 銀座店」(中央区銀座3-7-12、王子不動産銀座ビル、03-5524-5311)の開店10周年を記念して、「シャマンのほたて 湾宝フェア」を開いている。

5月16日から22日まで「「海鮮居酒屋おおーい北海道 長万部酒場 銀座店」の開店10周年記念で、販売されている「シャマンのほたて 湾宝ステーキ」。「Thank you」にちなんで「税別390円」。

「海鮮居酒屋おおーい北海道 長万部酒場 銀座店」は北海道「長万部(おしゃまんべ)」の町役場公認の当地居酒屋として開店し、長万部漁業協同組合、畑作生産組合をはじめ、各企業の協力のもと、長万部名物の毛がに、ホタテ貝、ホッキ貝などの海産物や野菜など道産食材を使用した「長万部を感じる」料理を提供している。

なかでも長万部町のホタテ貝養殖は、天然の貝を海底に沈めず、海面にロープを張り、そこに垂下かせたまま育成する「耳吊り」方式を採用しており、プランクトンを吸収し、身が厚く甘く栄養素もあるホタテという。

今春、地元の長万部漁協などが「長万部ホタテ貝アイヌブランド化推進協議会」を立ち上げ、養殖ホタテのブランド化のため投票した結果「シャマンのほたて『湾宝(わんぽう)』」が選ばれた。

今回はこの「湾宝」を使った湾宝フライ、湾宝ステーキ、湾宝めし(いずれも税別390円、税込429円)で提供する。また、20日と21日は近隣の「ビヤホールライオン銀座七丁目店」でも湾宝フライを販売する。

ウイキペディアによると、長万部町(おしゃまんべちょう)は北海道渡島総合振興局北部にある町で、南北に伸びた町域を擁し、交通の要衝として昭和時代から栄えてきた。古くはアイヌの先住地で、和人の支配地になると、渡島半島の地峡部に位置する長万部は日本海側と太平洋側を往来する交通の要衝として重視されるが、人口は1960年代に1万5000人を超えていたのが、2022年5月2日現在で4904人と過疎化が進んでいる。

また、男女とも18歳から19歳の人口が突出して多いが、町内に全寮制の東京理科大学長万部キャンパスがあるためという。さらに、2002年以降、寿都郡黒松内町などとの合併も検討されたが、結局、2005年に協議会を解散し、単独町制を維持している。

営業時間は平日が昼が11時30分から15時、夜が17時から22時(金曜日23時)。土・日曜日、祝日は11時30分から22時。