志門で夏の4人展、石栗伸郎、今井聖子、西久保夏紀、西山直子

【銀座新聞ニュース=2022年8月8日】ギャルリー志門(中央区銀座6-13-7、新保ビル3階、03-3541-2511)は8月8日から13日まで「サマーセレクション4人展」を開く。

ギャルリー志門で8月8日から13日まで開かれる「サマーセレクション4人展」のフライヤー。

公募美術団体「現代美術家協会(現展)」(本部・長野県北佐久郡軽井沢町長倉三井の森412、0267-45-6252)に所属する4人の画家が新作を中心に出品する。

出品するのは、会友で、2022年の第78回現展で会友賞の石栗伸郎さん、準会員の今井聖子さん、会友で2015年に第91回伊那市美術展で新人賞、2018年に上尾市市政施行60周年記念の第50回上尾市美術展覧会で朝日新聞さいたま総局長賞、2019年に第51回上尾市美術展覧会で美術家協会会長賞を受賞している西久保夏紀さん、会友で2021年の第77回現展で新人賞を受賞している西山直子さん。

現代美術家協会によると、現代美術家協会は戦前よりあった「日本作家協会」(洋画、日本画、彫刻)の中の洋画部と「現代美術研究会」と「新生派美術協会」の3団体によって1948年11月に結成され、旧東京都美術館と銀座三越で発表した。1949年に3団体の展覧会の実績回数を基にして、第5回現代美術展を最初の公募展として、旧東京都美術館で開いた。

1954年の第10回現代美術協会展から「現代美術協会展」とし、1955年に構成部(彫刻・工芸)を新設し、1956年に構成部を分けて、宣伝美術、彫刻、写真の3部門とした。1959年の第15回現展から呼称を「現展」で統一し、現代美術協会の名称も「現代美術家協会」に改称した。1961年より千葉現展が始まり、以降、全国各地で支部が創設された。

1964年に第20回現展(記念展)を開き、絵画、彫刻、デザインの3部門とした。1974年ころから全国各地で支部主催の展覧会が開かれるようになった。1975年から部門を絵画、版画、彫刻、デザイン、写真の5部門とし、1976年から彫刻室が独立し、部門は絵画、版画、彫刻、工芸、デザイン、写真の6部門とした。2003年には部門を平面(絵画、版画、工芸、デザイン、写真)と立体(立体造形、工芸)の2部門とし、2007年から国立新美術館で「現展」を開いている。

開場時間は11時から19時(最終日は17時)。