東宝22年上半期映画、呪術廻戦が1位、コナン2位、10億超8本

【銀座新聞ニュース=2022年8月9日】阪急阪神東宝グループで、国内映画業界首位の東宝(千代田区有楽町1-2-2、03-3591-1221)はこのほど、2022年上半期の映画作品別興行収入を発表した。

2021年12月24日から一般公開され、5月29日で公開を終了し、最後の舞台あいさつの模様を全国342館で中継した「劇場版 呪術廻戦 0」((C)2021「劇場版 呪術廻戦0」製作委員会 (C)芥見下々/集英社)は、累計で動員980万人、興収138億円となり、歴代興収ランキングでは14位だった。

2021年12月の正月作品から2022年6月までに東宝が配給した作品の興行収入が10億円以上の作品を対象にしたもので、2022年は8本(2021年11本、2020年6本、2019年12本、2018年9本、2017年13本、2016年16本、2015年18本、2014年13本)で、2020年以来2年ぶりに10本を割っている。

また、2021年8月に公開した「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE(ザ・ムービー)ワールド ヒーローズ ミッション」は34億3000万円、2021年11月に公開した劇場版「きのう何食べた?」は14億1000万円だった。

1位は「劇場版 呪術廻戦 0」(2021年12月公開)の138億円、2位が「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」(2022年4月公開、7月24日時点で上映中)の92億4000万円、3位が「シン・ウルトラマン」(2022年5月公開、7月24日時点で上映中)の43億4000万円。

4位は「コンフィデンスマンJP 英雄編」(2022年1月公開)の28億9000万円、5位が「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021」(2022年3月公開)の26億9000万円、6位が「映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝」(2022年4月公開、7月24日時点で上映中)の20億1000万円。

7位は「あなたの番です 劇場版」(2021年12月公開)の20億円、8位が映画「おそ松さん」(2022年3月公開)の16億7000万円。