丸善丸の内で大野八生「きりんのまいにち」原画展

【銀座新聞ニュース=2022年9月2日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ、03-5288-8881)は9月2日から29日まで3階児童書売場壁面ギャラリーで大野八生さんによる「きりんのまいにち」の原画展を開いている。

丸善・丸の内本店で9月29日まで開かれている大野八生さんの「きりんのまいにち」の原画展に出品されている絵本の表紙。

イラストレーター、造園家の大野八生(やよい)さんがイラストを手がけた「きりんのまいにち」(文章は二宮由紀子さん、光村図書出版、1650円)を5月23日に刊行したのを記念して、原画展を開いている。

「きりんのまいにち」は児童文学総合誌「飛ぶ教室」の短編「きりんとトースター」をきっかけに、「たび」や「かくれんぼ」など新たな話が生まれ、きりんがあこがれの海に行ったり、風をよける穴をほったり、時に逆立ちを習ったり、ひとりでかくれんぼをしたり、ときりんと、きりんのことが大好きな仲間たちの、ユーモアあふれる話15編を載せている。

大野八生さんは1969年千葉県生まれ、イラストレーター、造園家として活動し、絵本として「盆栽えほん」や「ハーブをたのしむ絵本」、「日本庭園を楽しむ絵本」、「庭のたからもの」などがある。

開場時間は9時から21時(最終日は19時)まで。入場は無料。