YEBISU BARで「福岡フェア」、水炊きや焼きラーメン等

【銀座新聞ニュース=2023年1月8日】ビール系飲料業界第4位のサッポロホールディングス(渋谷区恵比寿4-20-1)グループで、ビヤホール、レストランなどを運営するサッポロライオン(中央区八丁堀4-3-3、ダイワ京橋ビル)は1月10日から2月28月まで「EBISU BAR銀座2丁目店」(中央区銀座2-5-7、GM2ビル、03-3561-5234)など20店で「福岡のうまかもんフェア」を開く。

1月10日から2月28月まで「EBISU BAR銀座2丁目店」などで開かれる「福岡のうまかもんフェア」で提供される「はかた一番どりの水炊き」。

福岡県が県内外の外食企業と取り組む県産食材のおいしさを広く知ってもらう「福岡の食」フェアと連携し、全国の「YEBISU BAR(ヱビスバー)」にて、福岡県産食材を使用した料理を販売する。

今回、提供するのは、「はかた一番どりの水炊き」(税込1408円)、「はかた一番どりの湯葉チーズ揚げ」(836円)、「福岡県産 鰆(さわら)の香味揚げと春菊のチョレギサラダ」(1045円)、「福岡県産 鰆と九条葱の海苔アヒージョ」(1045円)、「博多とんこつ焼きラーメン」(858円)の5品。

「福岡の食」フェアは福岡県がこの数年、取り組んでいる「福岡の食(県産農林水産物、酒等加工品)」の販路拡大が目的で、委託事業者を決めて、委託事業者が全国展開する外食事業者にフェアの開催を働きかける。今回は2023年3月23日までが対象期間となる。委託費は総額で1100万円。フェア参加事業者は1店舗ごとに協力金がもらえる。

福岡県によると、福岡県の2019年度の県内総生産は名目で前年度比0.6%減の19兆9424億円で、実質で前年度比1.0%減の19兆7406億円。

同じく提供される「福岡県産 鰆の香味揚げと春菊のチョレギサラダ」。

ウイキペディアによると、農業産出額では全国16位と、いわゆる農業県ではないが、種苗・苗木等の産出額が日本一のほか、「博多とよのか」や「あまおう」ブランドに代表される、産出額全国2位のイチゴ、全国2位の小麦、3位の菊などが主要産品である。また、「ひのひかり」や「夢つくし」などの県産米も生産され、「博多万能ねぎ」と呼ばれる小ねぎも県の特産品として全国的なブランドになっている。

水産業は北に玄界灘、響灘、東に周防灘、南西に有明海があり、玄界灘、響灘では、サバ、アジ、イカ、ヒラメ、フグなど、周防灘ではカレイ、ヒラメ、クルマエビ、ワタリガニやカキなどの貝類、有明海では海苔養殖が主力で、その他有明海特有の魚介類なども水揚げされている。

中央区と千代田区では、「YEBISU BAR」は「銀座二丁目店」のほかに、「銀座コリドー街店」(中央区銀座8-2先、コリドー街、03-3573-6501)、「グランスタ八重北店」(千代田区丸の内1-9-1、JR東日本東京駅構内八重洲北口改札外、地下1階黒塀横丁、03-5220-4030)がある。

営業時間は銀座二丁目店が平日昼が11時30分から14時30分、夜が17時から22時。土曜日は12時から22時(日・祝日21時)まで。銀座コリドー街店が平日17時から23時、土曜日が15時から23時(日・祝日21時30分)まで。グランスタ八重北店が11時から23時。