資生堂パーラーレストランで糸島の本鰆等「春の味覚フェア」

【銀座新聞ニュース=2023年2月28日】国内最大の化粧品メーカーの資生堂(中央区銀座7-5-5、03-3572-5111)が運営する資生堂パーラーは3月1日から31日まで「銀座本店レストラン」(中央区銀座8-8-3、東京銀座資生堂ビル4階、5階、03-5537-6241)で「春の味覚フェア」を開く。

資生堂パーラー銀座本店レストランで3月1日から31日まで開かれる「春の味覚フェア」で使われる主な材料(左)と、それらを使って仕立てられたコースのメニュー。

また、「銀座本店サロン・ド・カフェ」(中央区銀座8-8-3、東京銀座資生堂ビル3階、03-5537-6231)は3月1日から31日まで和歌山県産のイチゴなどを使ったたストロベリーパフェを提供する。

「銀座本店レストラン」の「春の味覚フェア」は、糸島(福岡県)の漁師が一本釣りした2.5キロ以上の「特鮮本鰆(ほんざわら)」や、新牛蒡(ごぼう)、新玉葱(たまねぎ)、空豆(そらまめ)など春の訪れを感じさせる食材を利用したメニューになっている。

「ランチAコース」(税込7500円、いずれもサービス料10%は別途)は前菜、本日のスープ、魚料理または肉料理、デザートで、最後にコーヒーがつく。

「ディナーAコース」(8500円)はアミューズ、前菜、スープ、魚料理または肉料理、デザート、最後にコーヒー。

「ランチ・ディナーBコース」(1万1000円)はアミューズ、前菜、スープ、魚料理、肉料理、デザートに最後にコーヒー。

前菜は「福岡県糸島市産 岩牡蠣(いわがき)のシャンパン蒸し グラタン仕立て」と「鶏白レバーと“飛騨やまっこ”椎茸(しいたけ)のテリーヌ 自家製ブリオッシュ添え」のいずれかを選べる。

スープはAコースは決まっているが、Bコースは「新牛蒡と新玉葱のあたたかなクリームスープ」と「オマール海老(えび)のジュレと空豆の冷製クリームスープ キャビアを添えて」から選べるが、「オマール海老」の方を選ぶと500円プラスされる。

魚料理は「エピスを効かせた的鯛(まとうだい)のポワレ プロヴァンス風」と「福岡県糸島市産“特鮮本鰆”のムニエル 西京味噌のクリームソース」、または「舌平目で巻いた伊勢海老のパイ包み焼き“ガストロノーム”コラリーヌソース」から選べるが、「伊勢海老のパイ包み焼き」は1500円プラスされる。

肉料理は「仔牛ロース肉のカツレツ ビーフストロガノフソース バターライスと共に」、または「仔羊の煮込み“ナヴァラン”ゴルゴンゾーラチーズ風味」、あるいは「飛騨牛サーロインのグリルと自家製ヌイユ」と「和牛フィレ肉のステーキお好みのソースで」の4種類から選べるが、「飛騨牛サーロイン」は2000円、「和牛フィレ肉のステーキ」は3000円プラスされる。

デザートは「アーモンド風味のビスキュイフォンダン 赤いフルーツとソースと共に」もしくは「マスカルポーネ・チョコレート・コーヒーの組み合わせ チョコレートアイスクリーム添え」の2種類から選ぶ。

このほかに、3月の「マンスリーメニュー」として、「国産牛 牛タンのシチューポテトピューレ添え」(5500円)も用意している。また、ノンアルコールドリンクもある。

「じざかなび福岡」によると、「特鮮本鰆」は糸島漁協の漁師が一本釣りした2.5キロ以上のサワラを高鮮度処理したものだけにつくもので、釣ってすぐに活き締め、氷水冷却など手間をかけることで、身の締まりや旨味がアップする。

きめ細やかな脂のノリと旨味が特徴で、国内最大のサワラ市場、岡山県の魚市場でも定評があり、刺身や炙り、焼きもの、西京漬け、鍋もの、ムニエルなどにして味わう。8月から3月にかけて獲れ、糸島漁協では、もっとも脂がのる寒い時期に「さわらフェア」を開いている。

サロン・ド・カフェでは和歌山県など特選苺のストロベリーパフェ

資生堂パーラー銀座本店サロン・ド・カフェで3月1日から31日まで提供される「和歌山県産“まりひめ”のスペシャルストロベリーパフェ」。

「サロン・ド・カフェ」のストロベリーパフェは、「和歌山県産“まりひめ”のスペシャルストロベリーパフェ」(税込2800円)が大粒で甘めの「まりひめ」を使っている。

愛媛県産のイチゴ「レッドパール」を使った「愛媛県産“レッドパール”のストロベリーパフェ」(2400円)は、赤く濃い果肉が特徴で、ほどよい酸味と甘味のバランスがよく、華やかな香りも楽しめる。

宮崎県産のイチゴ「おおきみ」を使った「宮崎県産“おおきみ”のストロベリーパフェ」(2400円)は、大粒で、酸味の少ないイチゴで、甘さが引き立つ「綿菓子」のようなきめ細やかな食感がある。

期間中、「季節のアシェットデセール」(2400円)としても提供する。「発酵バター入りデニッシュのミルフィーユ仕立て旬のイチゴ“まりひめ”とバルサミコのソース 芳醇な香りのマール酒アイスクリームを添えて」(2400円、コーヒー、紅茶、ハーブティーのいずれかをカップサービス)は和歌山県産“まりひめ”と甘酸っぱいバルサミコのソース、マール酒アイスクリームを組み合わせている。メインとなるミルフィーユは発酵バター入りのデニッシュ生地とカスタードクリーム、イチゴのクリーム、ホワイトチョコで仕立てている。

ほかに平日限定の「今月の資生堂パーラー物語」(3000円、コーヒー、紅茶、ハーブティーのいずれかをカップサービス)は桜のパンナコッタとクリーム、ソーテルヌワインのゼリーで仕立てたグラスデザートをはじめ、レモンのレアチーズケーキなどのスイーツに、柑橘類フルーツなどを添えてある。

営業時間は銀座本店レストランが11時30分から21時30分、月曜日は休み(祝日は営業)、サロン・ド・カフェが11時から21時(日曜日、祝日は20時)、月曜日は休み(祝日は営業)。