日比谷「グリッドマン」初日に緑川光、広瀬裕也ら舞台挨拶

【銀座新聞ニュース=2023年3月9日】阪急阪神東宝グループで、映画の制作配給、演劇の興行などの国内最大手、東宝(千代田区有楽町1-2-2、東宝日比谷ビル、03-3591-1221)内で映像ソフトなどの制作・販売を手掛ける東宝映像事業部(同)は3月24日にTOHOシネマズ日比谷(スクリーン12、千代田区有楽町1-1-3、東京宝塚ビル、050-6868-5068)で「グリッドマンユニバース」の初日に緑川光さん、広瀬裕也さんら声優による舞台あいさつを開く。

3月24日から一般公開される「グリッドマンユニバース」((C)円谷プロ(C)2023 TRIGGER・雨宮哲/「劇場版グリッドマンユニバース」製作委員会)。

24日19時の回上映前に、監督の雨宮哲(あきら)さんをはじめ、声優で主人公のハイパーエージェント「グリッドマン」役の緑川光さん、都立ツツジ台高等学校1年「響裕太」役の広瀬裕也さん、裕太のクラスメイト「宝多六花」役の宮本侑芽(ゆめ)さん、別世界の住人「麻中蓬」役の榎木淳弥さん、裕太のクラスメイト「南夢芽」役の若山詩音さんが舞台に登場してあいさつする。

「グリッドマンユニバース」は円谷プロダクションの特撮ドラマ「電光超人グリッドマン」を原作とするテレビアニメ「SSSS.GRIDMAN(グリッドマン)」(2018年)とダイナドラゴンをモチーフとする合体ロボット「SSSS.DYNAZENON(ダイナゼノン)」(2021年)の2作品をクロスオーバーさせて描く劇場版アニメという。

物語はかつてこの世界は、ひとりの少女によって作られ、壊されたというところからはじまる。その少女の心を救ったのは、異次元から現れたハイパーエージェント・グリッドマンと、少女が作った心を持つ怪獣、高校生の響裕太たちだった。

高校2年生に進級した裕太は、別のクラスになった六花に告白することを決意する。しかし彼らの平和な日常は、突如として出現した怪獣により崩れ去る。裕太の前に再び姿を現したグリッドマンは、この世界のバランスが崩れようとしていると告げる。やがて真紅の強竜ダイナレックスや、グリッドマンの支援者・新世紀中学生、さらに別世界の住人である麻中蓬たちも現れ、裕太は非日常へと巻き込まれていく。

雨宮哲さんは1982年東京都生まれ、東京工科大学を中退、「ガイナックス」に入社し、「トリガー」設立後に移籍した。2010年代からはアニメーターだけではなく演出家としても活動をはじめ、2012年にWebアニメ「インフェルノコップ」で初のシリーズディレクターを務め、2015年に日本アニメ(ーター)見本市で「電光超人グリッドマン boys invent great hero(ボーイズ・インベント・グレイト・ヒーロー)」の監督を務めた。テレビアニメでは2018年に「SSSS.GRIDMAN」の監督を務め、2021年に「SSSS.DYNAZENON」の監督を手がけ、劇場アニメでは今回の「グリッドマン ユニバース」が初監督作品となる。

チケットはチケットぴあを通じて先行抽選を受付中で13日23時59分締め切り。18日10時から一般発売する。料金は全席指定で2100円均一。