マロニエゲート1でサンタ来館、マシュマロ配布、記念撮影も

【銀座新聞ニュース=2017年12月21日】大手不動産会社の三菱地所グループの三菱地所プロパティマネジメント(千代田区丸の内2-2-3、丸の内仲通りビル、03-3287-4111)が運営するマロニエゲート銀座1(旧マロニエゲート、中央区銀座2-2-14)は12月23日と24日の2日間、サンタクロースのイベント「サンタがマロニエゲート銀座1にやってくる!」を開く。

12月23日と24日に開かれるマロニエゲート1での「サンタがマロニエゲート銀座にやってくる!」のフライヤー。

サンタクロースがマロニエゲート銀座1で、館内を歩きまわりながら、オリジナルマシュマロを配布する。また、1階で来店客と一緒に写真撮影に応じる。

ウイキペディアによると、サンタクロース(Santa Claus)は4世紀頃の東ローマ帝国・小アジアのミラの司教(主教)、教父聖ニコラオス(ニコラウス、Nicolaus Myrensis、270?-345?)の伝説が起源とされている。ある日ニコラウスは、貧しさのあまり、3人の娘を嫁がせることのできない家の存在を知り、ニコラウスは真夜中にその家を訪れ、屋根の上にある煙突から金貨を投げ入れると、暖炉には靴下が下げられていたため、金貨が靴下の中に入った。この金貨のおかげで娘の身売りを避けられたという逸話が残されており、今日におけるサンタクロースの伝承が生まれている。

ニコラオスは学問の守護聖人として崇められており、アリウス異端と戦った偉大な教父でもあり、教会では聖人として列聖されているため、「聖(セント)ニコラオス」という呼称が使われ、オランダ語にすると「シンタクラース」となり、オランダでは14世紀頃から聖ニコラウスの命日の12月6日を「シンタクラース祭」として祝う慣習があった。

その後、17世紀にアメリカに植民したオランダ人が「サンタクロース」と伝え、サンタクロースの語源になったとされている。正教会系の国では、サンタクロースは厳密に「奇蹟者」の称号をもつ聖人たる聖ニコラオス(聖ニコライ)であり、聖ニコラオスの祭日は12月6日で、12月25日は聖体礼儀に行く日とされている。

現在のサンタクロースの姿は1820年代にアメリカで作られ、日本では1914年頃から雑誌などに赤い帽子に赤い服を着て太いベルトを腰に巻いた現代とまったく同じイメージのサンタクロースが描かれるようになった。

クリスマス(Christmas)は、イエス・キリストの降誕(誕生)を祝う祭で、12月25日に祝われるが、正教会のうちユリウス暦を使用するものは、グレゴリオ暦の1月7日に該当する日にクリスマスを祝う。ただし、キリスト教でもっとも重要な祭と位置づけられるのはクリスマスではなく、復活祭(イースター、3月22日から4月25日の間のいずれかの日曜日)となっている。

キリスト教に先立つユダヤ教の暦、ローマ帝国の暦、およびこれらを引き継いだ教会暦では日没を1日の境目としているので、クリスマスイブと呼ばれる12月24日夕刻から朝までも、教会暦上はクリスマスと同じ日に数えられる。ただし、新約聖書には、イエス・キリストの誕生日を特定されていない。

キリスト教においてもクリスマスは「降誕を記念する祭日」という位置づけで、「イエス・キリストの誕生日」とされていない。イエス・キリストが降誕した日がいつにあたるのかについては、古代からキリスト教内でもさまざまな説があり、降誕祭とは別に、東方教会では1月6日にキリストの公現を祝う(公現祭)。12月25日の生誕祭は、遅くとも345年には西方教会で始まり、ミトラ教(Mithraism)の冬至の祭を転用したものといわれている。

キリスト教圏では、クリスマスには主に家族と過ごし、クリスマスツリー(常緑樹で、一般にモミの木)の下にプレゼントを置く。クリスマスツリーの習慣は、中世ドイツの神秘劇でアダムとイブの物語を演じた際に使用された樹木に由来している。また、クリスマスツリーに飾りつけやイルミネーションを施す風習は19世紀以降のアメリカで始まったという。

正教会では、正式なフルネームとしては「主神我が救世主イイススハリストスの降誕祭」として祝われる(イイスス・ハリストスはイエス・キリストのギリシャ語読み)。エルサレム総主教庁、ロシア正教会、グルジア正教会と、非カルケドン派教会であるコプト正教会はユリウス暦の12月25日(現在ではグレゴリウス暦1月7日にあたる)に降誕祭を祝うが、ギリシャ正教会、ブルガリア正教会などでは修正ユリウス暦の12月25日(現在はグレゴリウス暦の同日にあたる)に執り行う。

正教会では、降誕祭と神現祭(主の洗礼祭で、降誕祭の12日後)とは奉神礼として一連のものであり、構造は同じ。降誕祭の祭前期には「聖列祖の主日」で原祖アダム以来のキリストの肉に縁る先祖を、「聖世祖の主日」では神の祖父母イオアキムとアンナら歴代の義者を祭る。

キリスト教の中でもカトリックの影響の強いイタリア、ポーランド、フランス、スペインなどでは、クリスマスは12月25日に始まり、1月6日の公現祭(エピファニア)に終わる。クリスマスの飾り付けは23日頃に行い、24日はクリスマス・イブとして夜を祝う。

12時から16時まで館内を回り、12時40分、14時、15時20分に20分程度、1階で撮影できる。

営業時間は11時から21時(飲食店は23時)。