京都府が「福和」等で京野菜や肉、宇治茶などの特別メニュー

【銀座新聞ニュース=2018年1月15日】京都府(京都府京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町、075-451-8111)は1月16日から2月28日まで「銀座 福和」(中央区銀座7-2-8、高谷銀座ビル、03-3572-5290)などで「京のおもてなし-2018・早春」を開く。

1月16日から2月28日まで開かれる「京のおもてなし-2018・早春」で、「たん熊北店 二子玉川店」で提供される「京都府産牛バラ肉と海老芋の京味噌煮」。

京のブランド産品「花菜」や「堀川ごぼう」などの京野菜をはじめ、京都府産畜水林産物、宇治茶、京都米など京都府産の農林畜水産物や加工品を5品目以上使用した、特別メニューを味わえるフェアで、東京23区内で17店、京都府内で103店が提供する。

東京・銀座とその周辺の店舗とメニューは「銀座 福和」が「京のおもてなし 早春会席」(税別1万5000円)、「馳走 そっ啄(ちそう・そったく)」(中央区銀座6-7-7、浦野ビル、03-3289-8010)が「春の京のおもてなし」(税、サービス料別1万円)、「京都つゆしゃぶ チリリ(CHIRIRI)京橋店」(中央区京橋2-7-19、京橋イーストビル、03-5250-1551)が「京のおもてなし あかね」(税、サービス料別5000円)。

「日本橋ゆかり」(中央区日本橋3-2-14、03-3271-3436)が「京のおもてなし 特別コース」(税別2万円)、「モリタ屋 東京丸の内店」(千代田区丸の内2-4-1、丸ビル内、03-5220-0029)が「京のおもてなし」特選和牛ステーキ会席(税別サーロイン4500円から、ヒレ5200円から)、「矢の根寿司 ロイヤルパークホテル店」(中央区日本橋蛎殻町2-1-1、03-5643-8139)が「京のおもてなし 京の焼魚と寿司セット」(税、サービス料込8316円)など。

ウイキペディアによると、京野菜とは、京都府で生産され京都の雰囲気を醸し出す京都特産の野菜のことで、1987年に京都府により、「京の伝統野菜」につい独自の定義が定められている。「京」とは京都市域のみならず、京都府内全域での生産が対象、「伝統」については明治維新以前から導入栽培されていた歴史を有し、「野菜」とはタケノコを含むが、キノコ、シダ類(ゼンマイ、ワラビなど)は除き(品種の分化や独自の栽培方法をとるものに限定)、「種類」についても栽培または種が保存されている品目、および絶滅した品目を含む。

京野菜は、大別して夏野菜と冬野菜に分類され、現存種35品種、絶滅種2品種、京の伝統野菜に準じるもの3品種に分類されている。また、1989年より、京都府、流通団体、京都農協などが中心になり設定した農産物の認定制度が「ブランド京野菜」で、「京の伝統野菜」と12品種、「京の伝統野菜に準じるもの」と2品種が重複する。また、黒大豆、丹波栗など、伝統野菜でない丹波・丹後地方の特産物などの10品種も含む。

制度開始以来、ブランド品目を認証し、産地と生産者を3年ごとに見直しながら認証するとともに、毎年4000件以上の生産物の検査を行っている。産地として一定以上の生産量があり、農協系の組織を通じて計画的に市場出荷が行われることなどが要件となっている。このため、特に京都市内の生産者は生産量の基準を満たせず、制度の対象外とされている。

営業時間は各店舗に確認を。