【銀座新聞ニュース=2018年1月25日】ブラインドの最大手、立川ブラインド工業(港区三田3-1-12、03-5484-6100)は1月23日から2月4日まで銀座ショールーム(中央区銀座 8-8-15、03-3571-1373)地下1階「タチカワ銀座スペースAtte」で「我流毛筆の会」による「書展2018」を開いている。
映像作家で書家、元電通映画社(現電通テック)CMディレクターの高橋修一郎(たかはし・しゅういちろう)さんが主宰する「我流毛筆の会」(港区六本木5-11-28)の会員7人が約40点の書を展示している。また、2011年より毎年支援している宮城県石巻市周辺の子どもたちの書も10点展示している。
今回、出品しているのは、高橋修一郎さんのほか、浅里(あさり)まゆみさん、大沼礼子(おおぬま・れいこ)さん、佐野成子(さの・しげこ)さん、志賀(しが)あやなさん、浜村基光(はまむら・もとみつ)さん、本沢賢太郎(ほんさわ・けんたろう)さんで、大きな画仙紙に、墨と筆で書いた「我流の書」を描いている。
「我流毛筆の会」は疋田寛吉(ひきだ・かんきち、1923-1997)が団体に所属しない在野の書家たちの書を考え、持論にもとづいてはじめた会で、1997年に疋田寛吉が逝去した後に一旦解散し、2004年から再開した。
2006年から「我流毛筆の会」の会員によるグループ展を開いており、2011年から東浜小学校(宮城県石巻市牧浜字竹浜道22-2、0225-90-2024)、戸倉小学校(宮城県本吉郡南三陸町志津川字城場41、志津川小学校内、0226-29-6145)や東松島仮設住宅(宮城県松島市大塩字緑ケ丘4丁目)の子どもたちが参加している。
会員は「手本を持たず、師をもたず、模すことを拝し、ただひたすら自分の『書』を書き続けながら、自分との対話の中で自分の『書』をみつける。上手でなくても良い 。自分なりのいい『書』を書きたい」と思っている。
開場時間は10時から18時(最終日は15時)で、入場は無料。月曜日は休み。
注:「本沢賢太郎」の「沢」は正しくは旧漢字です。