TOHO日比谷「Kalafina」、Wakana、Keiko、Hikaru挨拶

【銀座新聞ニュース=2018年3月5日】阪急阪神東宝グループで、映画の制作配給、演劇の興行などの大手、東宝(千代田区有楽町1-2-2、東宝日比谷ビル、03-3591-1221)で映像ソフトなどの制作・販売を手掛けている東宝映像事業部(同)は3月30日からTOHOシネマズ日比谷(千代田区有楽町1-1-2、東京ミッドタウン日比谷、050-6868-5068)で上映される「Kalafina 10th Anniversary Film‐夢が紡ぐ輝きのハーモニー」の初日に「Kalafina」による舞台あいさつを開く。

3月30日から4月12日までトーホー(TOHO)シネマズ日比谷で上映される「カラフィナ10周年アニバーサリー・フィルム(Kalafina 10th Anniversary Film)-夢が紡ぐ輝きのハーモニー」((C)2018「Kalafina 10th Anniversary Film」製作委員会)。

3月30日から4月12日までトーホー(TOHO)シネマズ日比谷で上映される「カラフィナ10周年アニバーサリー・フィルム(Kalafina 10th Anniversary Film)-夢が紡ぐ輝きのハーモニー」の初日18時30分の回上映前に「カラフィナ(Kalafina)」のワカナ(Wakana)さん、ケイコ(Keiko)さん、ヒカル(Hikaru)さんの3人が舞台に登場してあいさつする。

作品は2008年ころから活動している「カラフィナ(Kalafina)」が2017年に世界遺産である日光東照宮や奈良興福寺で行ったライブ、全国12都市15公演をアコースティック形式で巡る秋冬ツアーなど2017年の精力的な活動を中心に、2018年にデビュー10周年に迎え、2018年1月23日の日本武道館で行った記念ライブまでの約半年間に密着した、ライブシーンのほか、バックステージでの表情もカメラに収めたドキュメンタリー作品だ。監督は河東茂(かわとう・しげる)さんが担当している。

3月29日に開館するTOHOシネマズ日比谷(東京ミッドタウン)は11スクリーン約2200席に加え、リニューアルするスカラ座とみゆき座(東京宝塚ビル)を改装終了後に一体運営することで13スクリーン、約2800席と都内最大級のシネマコンプレックスとなる(画像は1980年代の有楽町の映画演劇街)。

ウイキペディアによると、「カラフィナ(Kalafina)」は音楽家でプロデューサーの梶浦由記(かじうら・ゆき)さんのプロデュースによる日本の女性3人組ボーカルユニットで、現在は1984年福岡県生まれのワカナ(Wakana)さん、1985年東京都生まれのケイコ(Keiko)さん、1987年富山県生まれのヒカル(Hikaru)さんの3人で構成されている。

当初は全7部からなる劇場版アニメ「空の境界(からのきょうかい)」主題歌プロジェクトのために結成されたユニットで、2007年にメンバー未公表のままデビューシングルを発売した。2008年4月29日に開かれたライブに出演し、梶浦由記さんの個人的なプロジェクト「フィクションジャンクション(FictionJunction)」の一員として活動していたワカナさんとケイコさんが参加していた。

梶浦由記さんはこのライブのパンフレットで「カラフィナは定員の無い流動的なユニット」と書いており、2枚目のシングルからヒカルさんとマヤ(Maya)さんが加わった。「空の境界」主題歌プロジェクトの楽曲が収録された最初のアルバムが発売されたのを機にマヤさんがユニットから離れることが発表され、3人が正式メンバーとして活動を継続した。

2017年12月に梶浦由記さんが所属事務所「スペースクラフト」を2018年2月に退社することに伴い「カラフィナも活動休止の方向へ」と報じられたが、12月23日のツアー最終日の時点では、メンバーから公式には発表されていない。2009年からNHK歴史情報番組「歴史秘話ヒストリア」のエンディングテーマとして楽曲が採用されている。

チケットはチケットぴあにて先行抽選を受付中で、11日23時59分締め切り。17日10時から一般発売する。料金は全席指定で2400円均一。