「あさひなぐ」DVD発売記念で特別上映、西野七瀬ら挨拶

【銀座新聞ニュース=2018年5月10日】阪急阪神東宝グループで、映画の制作配給、演劇の興行などの国内最大手、東宝(千代田区有楽町1-2-2、東宝日比谷ビル、03-3591-1221)内で映像ソフトなどの制作・販売を手掛ける東宝映像事業部(同)は5月15日にTOHOシネマズ日比谷(千代田区有楽町1-1-2、東京ミッドタウン日比谷、050-6868-5068)で「あさひなぐ」のブルーレイ、DVD発売を記念して、スペシャルトーク&特別上映イベントを開く。

2017年9月に一般公開され、5月16日からブルーレイ、DVDが発売される「あさひなぐ」((C)2017 映画「あさひなぐ」製作委員会(C)2011 こざき亜衣/小学館)。

5月16日に「あさひなぐ」のブルーレイスペシャル・エディション(3枚組、税別7800円)、DVDスペシャル・エディション(3枚組、税別6800円)、DVDスタンダード・エディション(3枚組、税別3800円)を発売、同時にレンタルをはじめる。

これを記念して、15日18時30分から特別上映するとともに、上映前に「乃木坂46」のメンバーで、二ツ坂高校1年生でなぎなた部に入る「東島旭」役の乃木坂46の西野七瀬(にしの・ななせ)さん、二ツ坂高校1年生でなぎなた部に入る「八十村将子」役の桜井玲香(さくらい・れいか)さん 、二ツ坂高校1年生でなぎなた部に入る「紺野さくら」役の松村沙友理(まつむら・さゆり)さんによるトークショーを開く。

「あさひなぐ」はマンガ家のこざき亜衣(あい)さんが2011年の「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)8号から連載している作品が原作で、単行本は小学館(ビッグコミックス)から2018年4月までに26巻が刊行されている。2015年に第60回小学館漫画賞一般向け部門を受賞している。2017年5月に舞台化され、「乃木坂46」の斎藤飛鳥(さいとう・あすか)さんが主人公の「東島旭」を演じている。

ウイキペディアによると、「乃木坂46」は秋元康(あきもと・やすし)さんのプロデュースにより、2011年8月21日に誕生した女性アイドルグループで、ソニー・ミュージックエンタテインメントグループのデフスターレコーズに所属していた「AKB48」は、2008年のキングレコード移籍後に注目されたため、2011年にソニーミュージックエンタテインメントと秋元康さんによる新たな女性アイドルグループとして企画され、結成された。

いわゆる「AKB48」グループとは異なるライバルとして設定され、AKB48グループが専用劇場を持つのに対し、乃木坂46は専用劇場を持たない、AKB48グループが選抜総選挙において投票を実施したのに対し、乃木坂46は「16人のプリンシパル」という舞台公演における配役決定において投票を実施した。

乃木坂46は「劇団」として位置づけられ、ダンスは舞踏や舞踊で、ダンスを通じて劇を演じることによってひとつの作品を提示する。振付面ではミュージカルのような芝居ができるグループとし、南流石(みなみ・さすが)さんが担当し、「文化的」側面も重視し、音楽面では「フレンチ・ポップス」を採用し、歌衣装のスタイリストとして堀越絹衣(ほりごえ・きぬい)さんが起用されている。2017年末にはミリオンセラーを記録した「インフルエンサー」が「日本レコード大賞」を受賞した。

物語は中学まで美術部だった東島旭が二ツ坂高校に進学するところからはじまり、「なぎなたは高校部活界のアメリカンドリーム」といううたい文句に誘われ、なぎなた部に入部する。1学年先輩の宮路真春に憧れ、同じく新入部員の八十村将子や紺野さくら、2年生の野上えり、大倉文乃らとともに稽古に励む日々を過ごす。

やがて3年生にとって最後の試合となるインターハイ予選を迎えるが、圧倒的な強さを誇る1年生・一堂寧々を擁する国陵高校に決勝で敗退してしまう。3年生が引退し、野上を新たな部長に再スタートを切ったなぎなた部は、地獄のような夏合宿を経て成長していく。

チケットはPC(スマートフォン)で11日0時から発売し、11日劇場オープン時から劇場窓口で販売する。料金は1800円均一。

注:「斎藤飛鳥」の「斎」は正しくは旧漢字です。名詞は原則として現代漢字(常用漢字)を使用しています。