立川銀座、麻殖生素子弟子が「表装」展、塩田修子ら11人

【銀座新聞ニュース=2018年9月3日】ブラインド業界の最大手メーカー、立川ブラインド工業(港区三田3-1-12、03-5484-6100)の銀座ショールーム(中央区銀座8-8-15、03-3571-1373)地下1階「タチカワ銀座スペース Atte」は9月5日から9日まで「瑠璃の会」による「現代表装展」を開く。

立川ブラインドの銀座ショールームで9月5日から9日まで開かれる「瑠璃の会」による「現代表装展」に出品される松田滋子さんの「男前屏風(定家)」(新古今和歌集より)。

書家や日本画家、グラフィックデザイナーなどとのコラボを手掛ける、掛け軸や屏風などをデザインする表装家の麻殖生素子(まいお・もとこ)さんに師事する11人によって結成された「瑠璃(るり)の会」が、2018年の結成後初となる合同作品展を開く。
メンバーそれぞれの個性を生かし、書、リトグラフ、木版画、墨絵、刺しゅうなどを、掛軸、屏風、パネルなどに仕立てた約50点の作品を展示する。

今回、出品するのは、神戸美知子(かんべ・みちこ)さん、中田(なかた)いずみさん、塩田修子(しおた・しゅうこ)さん、清水早苗(しみず・さなえ)さん、鈴木久美子(すずき・くみこ)さん。

原田文子(はらだ・あやこ)さん、藤田純子(ふじた・じゅんこ)さん、増丸和江(ますまる・かずえ)さん、松田滋子(まつだ・しげこ)さん、宮澤千代子(みやざわちよこ)、山口美佐子(やまぐちみさこ)の11人。

麻殖生素子さんは1948年生まれ、立教大学を卒業、1980年より掛軸の創作を手がけ、現在は屏風、掛軸の制作のかたわら、個展で作品を発表している。コミュニティクラブたまがわ(玉川高島屋)スクリーンアート・屏風講座講師。池袋コミュニティカレッジ(池袋西武)スクリーンアート講座講師を務めている。今回の「瑠璃の会」は玉川高島屋S・C総合カルチャーセンター「スクリーンアート教室」の生徒有志が2018年に結成した。

開場時間は10時(初日は13時)から18時(最終日は15時)。入場は無料。

注:「宮沢千代子」の「沢」は正しくは旧漢字です。名詞は原則として現代漢字(常用漢字)を使用しています。