丸善丸の内で「人・形」展、愛実、垂狐、粧順ら63人

【銀座新聞ニュース=2018年9月11日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ、03-5288-8881)は9月12日から18日まで4階ギャラリーで「第13回人・形展」を開く。

丸善・丸の内本店で9月12日から18日まで開かれる「第13回人・形展」のフライヤー。

人形の専門店「ぼらん・どぉる」(板橋区桜川3-14-4、03-6780-0338)を運営するドルスバラードが主催する「人・形(ひとがた)展」で、日本の人形作家約63人(組)が創作人形、フィギュアなど「人の姿をめぐる造形」を展示販売する。

今回、出品するのは愛実(あゆみ)さん、一宮圭(いちみや・けい)さん、岩室恵子(いわむろ・けいこ)さん、植田茉莉子(うえだ・まりこ)さん、ウエノミホコ(うえの・みほこ)さん、岡田好永(おかだ・よしえ)さん、おぐらとうこさん、尾花智子(おばな・ともこ)さん、カウラ(かうら)さん、春日友布子(かすが・ゆふこ)さん。

片岡朋子(かたおか・ともこ)さん、加園誠(かぞの・まこと)さん、「ガーナベイビーズ」(手塚道代=てづか・みちよ=さん)、化甫(かほ)さん、上條未有(かみじょう・みゆう)さん、紙谷英里(かみや・ひでり)さん、川上勉(かわかみ・つとむ)さん、男性のこぢさんと女性のかめさんの男女ユニット「キノコジュース」、木村龍(きむら・りゅう)さん、くすくすねこさん。

クール(COOL)氏(くーるし)さん、上妻(こうづま)みどりさん、古城真理(こじょう・まり)さん、佐伯祐子(さえき・ゆうこ)さん、桜文鳥(さくら・ぶんちょう)さん、佐藤久雄(さとう・ひさお)さん、サユリンゴ(さゆ・りんご)さん、粧順(しょうじゅん)さん、神宮字光(じんぐうじ・ひかる)、シン(SIN)さん。

垂狐(すいこ)さん、せいこさん、是空(ぜくう)さん、舘野桂子(たての・けいこ)さん、田中雅子(たなか・まさこ)さん、ちしろさん、土谷寛枇(つちや・かんび)さん、常見一奈(つねみ・かずな)さん、デン(Den)さん、所正泰(ところ・まさやす)さん、戸田和子(とだ・かずこ)さん。

戸松容子(とまつ・ようこ)さん、朋トモエ(とも・ともえ)さん、中山(なかやま)まゆみさん、菜奈乃(ななの)さん、成(なり)さん、ノグ(nogu.)さん、野原タマゴ(tamago、のはら・たまご)さん、ハッパ(happa)さん、はちすさん、林美登利(はやし・みどり)さん。

比浦一臣(ひうら・かずおみ)さん、ヒラノネム(ひらの・ねむ)さん、「フリークス・サーカス(FREAKS CIRCUS)」、ホシノリコ(ほしの・りこ)さん、槙宮サイ(まきみや・さい)さん、丸美鈴(まる・みすず)さん、美月(みつき)さん、ミヒロ(mihiro)さん、芽々木(めめき)さん、森下(もりした)ことりさん。

山田ミンカ(やまだ・みんか)さん、ワイ(y)さん、若島正壱(わかしま・せいいち)さん。

ウイキペディアによると、人形は狭義には人間の姿を、広義には人間以外の動物や架空の生物も含めて、それらの姿に似せて作られた物をさす。古来、人形は子どもの遊び道具として与えられ、使用された。日本各地に現在も存在する「郷土人形」は幼い子どものおもちゃとして大切にされた。

日本では主に木製や土製の素材に胡粉などで着彩をした人形が多いが、工芸品として精巧に作られた物もあり、戦後からは美術品として扱われる郷土人形もある。江戸時代に普及した女児向けの人形に「姉様人形」がある。和紙と千代紙で造られた素朴だが優雅な人形は、裕福な武家や商家の子女に大切にされた。

また、古代では、人形は他人に呪いをかけるための呪詛の道具や、人間の身代わりに厄災を引き受けてくれる対象物として使われた。前者の例としてはわら人形やブードゥー教の泥人形、後者の例では和紙の流し雛などが挙げられる。後者のうち、現代でも神道の大祓などで用いられる和紙のものは、通常同じ字で「ひとがた」と呼び分けたり、「形代」(かたしろ)と称したりする。他にも、山車人形のように神などをかたどった人形が象徴として飾られる祭もある。

開場時間は9時から21時(最終日は17時)まで。入場は無料。購入希望者には12日8時45分より丸善・丸の内本店1階正面入口前で抽選により購入整理券を配布する。