丸善丸の内で佐藤宏三の世界展

【銀座新聞ニュース=2018年9月26日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(中央区日本橋2-3-10、03-6214-2001)は9月26日から10月2日まで4階ギャラリーで佐藤宏三さんによる日本画展「佐藤宏三の世界」を開く。

丸善・丸の内本店で9月26日から10月2日まで開かれる「佐藤宏三の世界」に出品される「南部一望」。

日本の原風景やアジア各国の風景を題材に日本画と水彩画を制作し、美大受験予備校「彩光舎」の統括主任講師を務め、東京芸術大学では加山又造(かやま・またぞう、1927-2004)に師事した佐藤宏三(さとう・こうぞう)さんが鎌倉・長谷寺から依頼された「紅葉屏風」をはじめ、多彩な表現の数々を展示する。

佐藤宏三さんは1966年北海道岩見沢市生まれ、1991年に東京芸術大学美術学部絵画科日本画専攻を卒業、1993年に同大学大学院修士課程を修了、1997年から個展を開き、2003年に丸善・日本橋店で個展、2006年に丸善・丸の内本店で個展を開く。

同年に江戸川区泉福寺に「春の長谷寺(はせでら)」屏風を奉納、2008年に江戸川区泉福寺に「秋の長谷寺」屏風を奉納している。埼玉県警の捜査似顔絵講師も務めている。また、これまでにインドネシア、ラオス、ベトナム、ミャンマー、インド、中国、ネパールなどを取材している。

開場時間は9時から21時(最終日は16時)。