フード協、8月外食2.9%増、24カ月連続

【銀座新聞ニュース=2018年9月26日】一般社団法人「日本フードサービス協会」(港区浜松町町セントラルビル、03-54031-29-6、浜松-1060)は9月25日に、8月の「外食産業市場動向調査」(全店ベース)を発表した。

1ゼネラル・オイスター秋のテーブルオーダーバイキング2018
ゼネラル・オイスターが9月30日まで「エミットフィッシュバー GINZASIX」など14店で「秋のテーブルオーダーバイキング」を開いている。生ガキ(真ガキ)、カキフライ、素焼きなどカキ料理17品と、 サラダやパスタ、 デザートなどもついた全23品が食べ放題になる(120分、税別4980円)。各店舗1日15人限定。

8月は、台風の上陸や集中豪雨、猛暑などマイナス面もあったが、東京などで長雨の続いた前年と比べると雨天日が少なく、全体の客数は前年同月比1.0%増となったことと、価格改定や各社各様のキャンペーン、季節メニューの訴求などによる客単価の上昇も続いており、売上高は同2.9%増と、2016年9月から24カ月連続して前年を上回った(既存店ベースは未公表)。

業態別では、ファーストフード(FF)が前年同月比3.1%増で2015年12月から32カ月連続プラス、ファミリーレストラン(FR)が同2.5%増と2カ月ぶりにプラス、パブ・居酒屋が同1.9%増と8カ月ぶりにプラスとなり、ディナーレストランが同4.2%増と2016年9月から24カ月連続して前年を上回り、喫茶が同1.2%増と2カ月ぶりにプラスと全業態ともプラスだった。

また、8月の店舗数は同0.7%増、客単価が同1.9%増だった。

日本フードサービス協会の統計は会員が190事業者数(7月194、6月200、5月204、4月207、3月200、2月195、1月192)、店舗数が3万6572店(3万6524店、3万6689店、3万7232店、3万6843店、3万6759店、3万6359店、3万6197店)が対象で、内訳はファーストフードが57社(59社、61社、61社、60社、59社、55社、54社)、2万0001店(2万0024店、2万0163店、2万0603店、2万0023店、2万0571店、1万9689店、1万9768店)。

ファミリーレストランが50社(53社、52社、54社、56社、52社、52社、50社)、9848店(9921店、9911店、9875店、1万0061店、9187店、9946店、9773店)、パブ・居酒屋が32社(30社、33社、34社、34社、33社、32社、31社)、2411店(2193店、2271店、2361店、2245店、2467店、2247店、2202店)、ディナーレストランが23社(23社、24社、25社、26社、26社、26社、27社)、959店(999店、1004店、999店、1000店、1002店、978店、1017店)、喫茶が15社(15社、15社、15社、17社、16社、16社、16社)、2061店(2097店、2081店、2130店、2239店、2229店、2227店、2164店)。

外食産業(上場企業)の上位3社の8月の既存店売上高は1位のゼンショーホールディングス(すき家、国内店舗数1955店)が前年同月比5.6%増と3カ月続けてプラス、2位のすかいらーく(全グループ、3198店)が同1.8%増と2カ月ぶりにプラス、3位のコロワイド(全グループ、国内2558店)が同0.7%増と2カ月ぶりにプラスと3社とも上回った。