東宝5月映画、71%増の114億円、単月で2カ月過去最高

【銀座新聞ニュース=2019年6月12日】阪急阪神東宝グループで、国内映画業界首位の東宝(千代田区有楽町1-2-2、03-3591-1221)はこのほど、5月の映画営業部門興行成績(速報ベース)が前年同月比70.7%増の114億4593万円で、2カ月続けてプラス、しかも5月も、4月に続いて過去最高を記録したと発表した。

5月3日に公開された「名探偵ピカチュウ」((C)2018 Legendary and Warner Bros. Entertainment, Inc. All Rights Reserved.(C)2018 Pokemon)は初週でランキング3位だったが、2週目に1位に上がり、3週目も2位と上位を占めた。

5月は例年、70億円前後と年間で5月、8月、12月に次いで売り上げが多い月のひとつで、2009年が67億円、2010年が61億円、2011年が65億円、2012年が85億円、2013年が43億円、2014年が77億円、2015年が81億円、2016年が82億円、2017年が66億円、2018年が67億円で推移しており、2019年は5月として初めて100億円台を突破した。4月も104億円で、単月として過去最高となっており、2カ月連続で過去最高となった。

5月は「名探偵コナン 紺青の拳」をはじめとするアニメ3作品が好調だったことと、3日公開の「名探偵ピカチュウ」、17日公開の「コンフィデンスマンJP」がいずれも映画興行ランキングで1位を記録し、31日には「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」が公開されたのが大きく貢献している。

一方、トーホー(TOHO)シネマズ、関西共栄興行、スバル興業という連結3社と東京楽天地、オーエスの持分法適用2社を合わせた5社ベースの東宝グループの映画館(687スクリーン)の5月の入場料収入(売店収入は除く)は同17.3%増の62億7650万円だった。2013年6月発表からトーホーシネマズ直営館の入場料収入と東宝グループの入場人員を公表するのを止めている。

5月の新作は3日に公開された「名探偵ピカチュウ」、17日公開の「コンフィデンスマンJP」、31日公開の「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」の3作品だった。

興行通信社の映画興行ランキングによると、5月4日、5日の週は「名探偵コナン 紺青の拳」が4週目も1位、「名探偵ピカチュウ」が初週で3位、「キングダム」が3週目で4位、「映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーンー失われたひろし」が3週目で5位、「映画ドラえもん のび太の月面探査記」が10週目で10位と、トップ10が前の週より1点増えて5作品と半分が東宝系だった。

11日、12日の週は「名探偵ピカチュウ」が2週目で1位、「名探偵コナン 紺青の拳」が5週目で3位、「キングダム」が4週目で4位、「映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーンー失われたひろし」が4週目で5位、トップ10が前の週より1点減って4作品だった。

18日、19日の週は「コンフィデンスマンJP」が初週で1位、「名探偵ピカチュウ」が3週目で2位、「キングダム」が5週目で3位、「名探偵コナン 紺青の拳」が6週目で4位、「映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーンー失われたひろし」が5週目で8位、トップ10が前の週より1点増えて5作品で、1位から4位まで東宝系が占めた。

25日、26日の週は「コンフィデンスマンJP」が2週目も1位、「名探偵ピカチュウ」が4週目で3位、「キングダム」が6週目で5位、「名探偵コナン 紺青の拳」が7週目で6位、「映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーンー失われたひろし」が6週目で9位と、トップ10が前の週と同じく5作品だった。

5月の配給作品は「映画ドラえもん のび太の月面探査記」、「名探偵コナン 紺青の拳」、「映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーンー失われたひろし」、「キングダム」、「コンフィデンスマンJP」、「名探偵ピカチュウ」、「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」の7本だった。

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