サニーヘルス、日焼け肌のケアは、ビタミンACEの豊富な食材で

【銀座新聞ニュース=2019年8月10日】健康食品、美容商品、化粧品などの販売会社、サニーヘルス(中央区八重洲2-1-6、八重洲kビル、03-6701-3000)はこのほど、レポート「うっかり日焼け!アフターケアで肌ダメージを抑える方法」を発表した。

ビタミンACEはいずれも抗酸化力が高く、老化を防ぐ作用があり、美容に効果的な栄養素だ。

普段、日焼け止めや日傘などで日焼け対策をしても、日差しの強い時期はついうっかり日焼けをしてしまうことがある。そういう時はアフターケアをしっかりして、日焼けを肌に残さないようにしたい。そのままにしておくと、日焼け肌になるだけでなく、将来のシミやシワの原因にもなってしまうからだ。

そこで、今回は肌への外側からのケア、食べ物から摂取する内面からのケアを紹介する。まずは「日焼け後の肌ケア」だが、肌に定着する72時間以内が勝負といわれている。日焼けは肌がやけど状態になっているので、できるだけ早く冷やすことが重要になる。

お勧めは、シートマスクを冷蔵庫で冷やしておく方法で、これで肌をクールダウンさせる。シートマスクがない場合や顔以外の箇所は、氷水で濡らしたタオルや、保冷剤を布やタオルで包んで赤くなっている部分を冷やすようにする。日焼けした当日だけでなく、肌の赤みが落ち着くまでは、毎日冷やし続けることも必要だ。

日焼け後の肌は、保湿することも忘れてはならない。冷やした後は、保湿性の高い化粧水、乳液、保湿ジェルなどでしっかり潤わせるようにするが、低刺激のものがベターという。高級なものでなくても、子ども用のローションや乳液であれば刺激が少ないので、日焼け肌を優しく保湿することができる。

肌がヒリヒリしている間は温めるのはNGで、肌が落ち着くまでは、入浴はシャワーだけにしたい。肌の火照りが落ち着いてきたら、美白系の基礎化粧品を使って将来のためのシミ・シワのケアを始める。紫外線ダメージは肌の奥に蓄積されるので、化粧水や美容液などで美白ケアを行い、日焼け後の約1カ月は続けてみてほしい。

では、日焼け後によい食べ物とは?。日焼けをしてしまったら、「ビタミンACE(エース)」の出番だ。ビタミンACEとはビタミンA、C、Eを合わせた造語で、いずれも抗酸化力が高く、老化を防ぐ作用があり、美容に効果的といわれている栄養素だ。

それぞれの働きとしては、ビタミンAは皮膚や粘膜の保護をする作用があるほか、皮膚の新陳代謝を促す働きもある。ビタミンCは、美白ビタミンで、コラーゲン生成を促進し、肌に弾力と潤いを保持する働きや、シミの原因となるメラニンを抑制する作用がある。

ビタミンEには血行促進作用がある。血行が促進されると代謝がよくなり、肌のターンオーバーもスムーズに行われる。

それでは「ビタミンA」が多く含まれる食品は、レバー、ウナギ、穴子、卵黄、パセリ、バジル、にんじん、かぼちゃ、大根の葉、春菊、ほうれん草、のり、バターなど。

「ビタミンC」が多く含まれる食品はピーマン(赤・黄・緑の順に多い)、ゴーヤ、ブロッコリー、カリフラワー、キャベツ、かぶの葉、キウイ、イチゴ、レモン果汁など。

「ビタミンE」が多く含まれる食品は、アーモンド、松の実、ピーナッツ、あんこうの肝、いわし、ウナギ、タイ、キングサーモン、紅花油など。

ほかに、「抗酸化力の高い食品も」もある。ビタミンACE以外にも、抗酸化力の高い食品は日焼けのアフターケアに有効という。

抗酸化力の高い食品としては、ゴジベリー(クコの実)、プルーン、ブルーベリー、トマト、パプリカ、緑茶、大豆、大豆製品、オリーブオイル、にんにくなど。

うっかりしてしまった日焼けは、その日のうちに対処するようにしたい。外側と内側からのケアによって、肌に残るダメージを大きく減らすことができます。

日焼け後でなくても、ビタミンACEと抗酸化力の高い食品を摂取することは、美肌作りに有効なので、日頃から意識してほしいという。

「メディカルフードサービス」によると、「ビタミンA」はウイルスの侵入してくる鼻腔や気道の粘膜を丈夫にする。主な食品としては、「野菜類」ではにんじん、モロヘイヤ、かぼちゃ、明日葉、ほうれん草、豆苗、春菊、大根の葉、「魚介類」ではあんこうの肝、ウナギ、銀だら、ほたるいか、「肉類」としてはレバー。効率よく摂るには、油と一緒に摂ることとしている。

「ビタミンC」はコラーゲンの生成に必要なビタミンで、血管や皮膚、筋肉などを作っている。不足すると免疫力が低下して、病気になりやすくなる。とくに、風邪を引いている間は消耗が激しいので多めにとるようにしたい。主な食品としては、「野菜類」が赤ピーマン、黄ピーマン、芽キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、菜の花、かぶの葉、ゴーヤなど、「イモ類」がじゃがいも、「果物」が甘柿、キウイフルーツ、いちご、ネーブルオレンジなど、「飲料」ではアセロラジュース、グレープフルーツジュースなどだ。

効率よく摂るには、加熱しすぎないことで、熱に破壊されやすい性質があるので、加熱しすぎに気をつける。また、水さらしも最小限にする。水に溶けやすい性質があるので、水につけっぱなしにしていると、流出してしまう。逆に天ぷらのように油で短時間に料理したものは、比較的損失が少ない。さらに、新鮮なものを使う。

ビタミンCは貯蔵中にどんどん失われていくので、葉物野菜や果物は冷蔵庫で保管し、新鮮なうちになるべく早く食べるようにする。また、こまめに摂る。1日に大量に摂ると、吸収率が低下するし、吸収されたビタミンCも、体内が飽和状態になると尿中に排泄されてしまう。1日1食で集中的に摂取するよりも、毎日、何食かに分けて摂取するほうが効率よく摂取することができる。

「ビタミンE」は抗酸化作用により、体内の脂質の酸化を防いで体を守るし、白血球やリンパ球の働きをよくし、免疫力を高める働きがある。主な食品としては、「野菜類」ではモロヘイヤ、かぼちゃ、赤ピーマン、菜の花など、「種実類」がアーモンド、松の実、落花生、ヒマワリの種など、「魚介類」ではウナギ、トラウトサーモン、ツナ缶、すじこなどだ。

「ビタミンE」を効率よく摂るには、ビタミンCと一緒にとると、抗酸化作用が高まる。また、油で調理する。ビタミンAと同様に、油との相性が抜群でよく溶けあうので、油を使って料理すれば、体への吸収もよくなる。もともと、ひまわり油や紅花油、米ぬか油などの植物油にはビタミンEが多く含まれている。

ビタミンE、乳脂質は共に脂質なので、結合しやすく、乳脂質は粒子が小さいので結合により、ビタミンEの体内への吸収もよくなる。ビタミンACEはそれぞれ単独で摂るよりも、一緒に摂ることで効果が高まる。