日本橋「僕は泣きたくなった」でAKIRA、佐野玲於ら挨拶

【銀座新聞ニュース=2019年11月2日】LDHグループの映画配給会社、LDH PICTURES(目黒区上目黒1-16-10)は11月9日と10日にTOHOシネマズ日本橋(中央区日本橋室町2-3-1、コレド室町2、050-6868-5060)で「その瞬間、僕は泣きたくなった-CINEMA FIGHTERS project」の監督、出演者らによる舞台あいさつを開く。

11月8日から一般公開される「その瞬間、僕は泣きたくなった-CINEMA FIGHTERS project」の中の一編「ビューティフル(Beautiful)」((C)2019 CINEMA FIGHTERS project)のワンシーン。

9日9時50分の回上映前と10時40分の回上映前に、監督の行定勲(ゆきさだ・いさお)さん、洞内広樹(ほらない・ひろき)さん、井上博貴(いのうえ・ひろき)さんをはじめ、「ビューティフル(Beautiful)」に主演しているエグザイル・アキラ(EXILE AKIRA)さん、「ゴースティング(Ghosting)」に主演している佐野玲於(さの・れお)さん、「魔女に焦がれて」に主演している佐藤大樹(さとう・だいき)さんが舞台に登場してあいさつする。

10日8時50分の回上映終了後と11時50分の回上映前に、エグザイル・アキラさん、佐野玲於さんが舞台に登場してあいさつする。

「シネマ・ファイターズ・プロジェクト(CINEMA FIGHTERS project)」はダンス・ボーカルユニット「エグザイル(EXILE)」のリーダーで、LDHジャパン(JAPAN)の創業者、ヒロ(HIRO)さんが率いるLDH ジャパン(JAPAN)と、別所哲也(べっしょ・てつや)さんが代表を務める「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア」(SSFF&ASIA)、LDH所属の作詞家、小竹正人(おだけ・まさと)さんがコラボしたオムニバス映画の第3弾で、今回は5本の短編で構成されている。

「ビューティフル(Beautiful)」は三池崇史(みいけ・たかし)さんが監督で、物語は、大地震をきっかけに自殺未遂をした男女の奇妙な出会いを描いている。

「魔女に焦がれて」は井上博貴さんが監督で、高校3年生の主人公が、突然「霊感」を備わってしまい、ある事がきっかけで「魔女」呼ばわりをされてクラスで疎外されてしまう初恋の相手・真莉愛と卒業前に繰り広げる青春ラブストーリーという。

「オン・ザ・ウェイ(On The Way)」は松永大司(まつなが・だいし)さんが監督で、 NPO活動をしている母の代理でメキシコへやってきた主人公は、アメリカをめざす隣国からの移民のために食事や衣類を提供している移民センターを訪れ、そこで命がけで国境をめざす人々の姿を目の当たりにする、という話だ。

「ゴースティング(Ghosting)」は洞内広樹さんが監督で、事故死した主人公の青年は、霊魂〈ゴースト〉のまま1日だけ過去に戻り、それは1999年の春、恋心を寄せていた幼馴染の少女が亡くなった日で、少年の頃の後悔を胸に、青年は魂のまま少女を追いかける話だ。

「海風」は行定勲さんが監督で、都会の片隅で傷つきながら生きてきた2人は触れ合い、哀しみを共有し一夜を共にする。生まれてすぐに親に捨てられヤクザとなった主人公。彼女は若い頃から横浜で、体を売って一人で生きてきた。ヤクザの男は女に母を感じ、女はも男に離れ離れになった息子を感じていたのだ。これが二人の始まりと思えていたが、それは一瞬の夢だった。

チケットはローソンチケットを通じて4日12時から一般発売する。料金は2100円均一。