ノエビアギャラリーでサヴィニャックのポスター「幸せな生活」展

【銀座新聞ニュース=2019年11月8日】国内化粧品業界第7位のノエビアホールディングス(兵庫県神戸市中央区港島中町6-13-1)傘下のノエビア(東京本社・中央区銀座7-6-15、03-5568-0300)が運営するノエビア銀座ギャラリー(中央区銀座7-6-15、ノエビア銀座ビル)は11月5日から2020年1月10日までレイモン・サヴィニャックによるポスター展「Belle Vie‐よき人生」を開いている。

ノエビア銀座ギャラリーで2020年1月10日まで開かれているレイモン・サヴィニャックによるポスター展「ベル・ビ(Belle Vie)-よき人生」のフライヤー。

フランスのポスター作家(アフィシスト)として知られるグラフィックデザイナーのレイモン・サヴィニャック(Raymond Savignac、1907-2002)の作品から、幸せな生活を想起させるポスターを集め、「幸せな生活は、よき人生につながるもの。明るくユーモアに満ちた作品世界」を紹介している。

レイモン・サヴィニャックは1907年フランス・パリ生まれ、エコール・ラボアジェで学び、1925年に広告アニメの第一人者ロベール・ロルタック(Robert Lortac、1884-1973)のアニメスタジオに入所し、1933年にポスター作家のカサンドル(Adolphe Mouron Cassandre、1901?1968)の助手となり、1938年に素描家兼割付担当としてドレジェール印刷に入り、1939年に第2次世界大戦に召集、1940年に従軍休暇中、マルセル・メルシエ(Marsell Mercier)と結婚、独仏休戦協定が結ばれ、パリに復員した。

1943年に広告プロデューサーのロベール・ゲラン(Robert Guerin)がアートディレクターをつとめる広告コンソーシアム(ロレアル社傘下の広告代理店)に入社、1944年に広告コンソーシアム社の仕事をしながら、広告会社アルジャンヴィックの仕事を始め、1947年に広告コンソーシアム社を解雇され、ベルナール・ヴィルモ(Bernard Villemo)と再会し、1949年にベルナール・ヴィルモと2人展に開き、モンサヴォンの牛乳石けんのポスターを展示、モンサヴォン社に正式採用され、グラフィックデザイナーとしてデビューした。

1951年に「モンサヴォン石鹸」と「チンザノ」によりポスター大賞を受賞、パリ誕生2000年記念などのポスタをー制作、以降、フランスを代表するポスター作家として活躍する。その後は、エールフランス、ミシュラン、ペリエ、ビックなどのフランス企業をはじめ、森永製菓、豊島園、ライフ、ダンロップなど日本やアメリカの企業のポスターも制作した。

晩年、パリの北西の町トゥルーヴィルに移り住み、同市のために壁画からナプキンまで街のいたるところに作品を提供し、1000点以上の作品を残し、1981年に「前へ、シトロエン!」キャンペーンを引き受け、1984年まで続き、この仕事がサヴィニャックの最後の商業的な大成功となり、1992年に国家功労勲章のコマンドゥールを受章、2002年10月29日に亡くなった。

開場時間は10時から18時(土・日曜日、祝日は17時)まで。入場は無料。

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