丸善丸の内で松浦シオリ「美しい女性」展

【銀座新聞ニュース=2020年8月2日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ内、03-5288-8881)は8月5日から11日まで4階ギャラリーで松浦シオリさんによる個展「わたしを知らない」を開く。

丸善・丸の内本店で8月5日から11日まで開かれる松浦シオリさんの個展「わたしを知らない」に出品される「猫、渦巻くひと」(デジタル描画)。

イラストレーターの松浦シオリ(まつうら・しおり)さんが東京で初めて個展を開く。丸善では「刻々と変化し続ける自らにとって、その時々に『一番美しい』と思う女性をテーマにデジタル描画で表現してきた」松浦シオリさんがこれまでの作品を展示する。

松浦シオリさんは1993年北海道帯広市生まれ、北海道芸術デザイン専門学校産業デザイン学科イラストレーション専攻を卒業、2012年に第10回幻冬舎ポンツーン装画コンペティションで準入賞、2013年に第57回MOEイラスト・絵本スクールで期待賞、ペーターズギャラリーコンペ2013で鈴木成一賞、2013年に第98回二科展デザイン部で入選、2014年に「TURNER AWARD 2013」で優秀賞、第46回北海道芸術デザイン専門学校卒業制作イラストレーション部門で最優秀賞、2015年に「2014毎日・DAS学生デザイン賞」大学生の部グラフィック&絵本・写真・映像部門で部門賞、2017年に「北海道演劇宣伝美術賞らてるね賞2016」で審査員特別賞を受賞している。

2014年に奥田英朗(おくだ・ひでお)さんの「ナオミとカナコ」の表紙を担当、2015年に小島環(こじま・たまき)さんの「小旋風の夢絃(つむじかぜのむげん)」の表紙を手掛け、福永武彦(ふくなが・たけひこ、1918-1979)の「風のかたみ」の表紙などを担当した。

開場時間は9時から21時(最終日は16時)まで。