マルハニチロ調べ、週1回以上魚食べる75%、好きな魚「サケ」60%

【銀座新聞ニュース=2020年10月9日】国内の食品業界第5位のマルハニチロホールディングス(江東区豊洲3-2-20、豊洲フロントビル)傘下のマルハニチロ(江東区豊洲3-2-20、豊洲フロントビル、03-6833-0826)はこのほど、「魚食に関する調査2020」を発表した。

ダイタンホールディングス(渋谷区代々木1-36-1、オダカビル)は10月16日から11月5日まで「名代富士そば歌舞伎座前店」(中央区銀座4-12-17、03-6276-3527)など全店で石川県輪島市とコラボして「天然輪島ふぐ唐揚げ丼セット」(かけそばセット税込780円、ミニ単品480円)を販売する。輪島市は天然ふぐ漁獲量2018年に日本一(2年連続7度目)となり、生産者の輪島市を支援するために企画した。

調査は「10月10日は“魚(とと)の日”」に際して、マルハニチロホールディングスがネットエイジア(中央区晴海1-8-10、晴海アイランドトリトンスクエアオフィスタワーX、03-3531-1411)の協力によって、9月17日と18日の2日間、全国の20歳から59歳の男女1000人を対象にネットで実施した。

それによると、魚を食べる頻度については、「週に1回以上」が75%(ほぼ毎日が2.7%、週に4、5回程度が6.2%、週に2、3回程度が39.1%、週に1回程度が27.1%)、どのようにして魚を食べているのかについては、「切り身」(66,8%)、「刺し身」(62.0%)、「寿司」(53.0%)、「練り物」(37.3%)、「干物」(34.8%)、「缶詰」(31.0)となっている。

また、好きな魚については、1位が「サケ」(60.0%)、2位「マグロ」(53.7%)、3位「サンマ」(48.9%)、4位「サバ」(46.2%)、5位「ブリ」(44.4%)の順だった。缶詰で食べたい魚としては「サバ」(39.6%)、「サンマ」(21.0%)、「イワシ」(13.9%)が上位を占めた。

日本に来る外国人にぜひ食べてほしい魚としては、1位が「マグロ」(25.6%)、2位「ウナギ」(20.7%)、3位「サンマ」(13.0%)、4位「ノドグロ」(11.8%)、5位「フグ」(11.7%)が上位に並んだ。

魚料理については、魚料理を作る頻度が「週に1回以上」が43.5%(ほぼ毎日が2.2%、週に4、5回程度が2.9%、週に2、3回程度が21.2%、週に1回程度が17.2%)、魚料理に対するイメージとしては1位「ヘルシー・健康によい」(65.5%)、2位「DHAが摂れる」(52.8%)、3位「ごはんと合う」(39.5%)が上位を占めた。

自宅で魚料理を食べるときに困ったことは「食べた後のゴミ処理が大変(骨など)」(36.3%)、「きれいに食べられない」(65.6%)、「魚焼きグリルなどの調理器具の片付けが大変」(30.3%)が30%を超えた。

好きな魚料理については「刺し身」(75.5%)、「寿司」(74.9%)、「丼もの(海鮮丼や鉄火丼)」(52.9%)、「焼き魚」(50.9%)、「天ぷら」(47.6%)が5位を占めた。

デートの食事の際に食べたい魚料理は「寿司」(55.1%)、「刺し身」(36.2%)、「天ぷら」(24.5%)、「丼もの(海鮮丼や鉄火丼)」(20.3%)、「カルパッチョ」(17.9%)が上位5位だった。女性だけでみると、「カルパッチョ」は26.4%で、「天ぷら」(女性では26.6%)とほぼ並んで4位だった。

自分でよく作る魚料理は「焼き魚」(57.0%)、「煮魚(和風)」(39.3%)、「ホイル焼き」(26.4%)、「刺し身」(23.7%)、「ムニエル」(20.2%)が5位を占めた。

日本に来る外国人に是非食べてほしい魚料理は「寿司」(55.3%)、「刺し身」(44.9%)、「天ぷら」(25.3%)、「丼もの(海鮮丼や鉄火丼)」(22.9%)、「煮魚」(16.4%)の順だった。

魚料理を食べるグルメ旅行で行きたい都道府県と食べたい魚料理については1位が「北海道」(51.0%)で「石狩鍋」、2位が「石川県」(4.1%)で「ノドグロの寿司」、3位が「富山県」(3.6%)で「寒ブリの刺し身」、4位が「静岡県」(2.9%)で「桜エビのかき揚げ」、5位が「東京都」(2.4%)で「江戸前寿司」の順だった。

高校生までの子どもがいる人に一番下の子どもは魚料理が好きかと聞いたところ、「好き」が66.7%(ひじょうに好きが20.4%、まあまあ好きが46.3%)だった。子どもに魚を食べてもらうための工夫としては「骨をとる」(46件)、「食べやすくほぐす」(22件)、「骨のない切り身を使う・買う」(12件)、「味付けを変える」(11件)が10件を超えた。

魚食に関する意識として、「魚をキレイに食べられる人は素敵」は88.5%(ひじょうにそう思う48.5%、まあそう思う40.0%)、「魚を自分でさばける人は素敵」は89.4%(ひじょうにそう思う53.1%、まあそう思う36.3%)だった。.

魚に関する記念日の認知としては、「10月10日が“魚の日”」であることを知っているは7.9%、「10月10日が“釣りの日”」を知っているは4.5%、「10月10日が“缶詰の日”」を知っているは3.8%にとどまった。