丸善丸の内であべとしゆき「水彩画」展、雨が残した光

【銀座新聞ニュース=2020年10月18日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ、03-5288-8881)は10月21日から27日まで4階ギャラリーであべとしゆきさんによる水彩画展「雨が残した光の香り」を開く。

丸善・丸の内本店で10月21日から27日まで開かれるあべとしゆきさんの水彩画展「雨が残した光の香り」に展示される作品「雨が残した光」(2020年)。

水彩画家のあべとしゆき(阿部智幸)さんが「光溢れる透明水彩で描かれた、日本の美しい風景や身近な草花の新作水彩画」などこの1年に描いた作品約40点展示する。

あべとしゆきさんは10月20日に「あべとしゆき水彩カレンダー2021」(日貿出版社、税別2000円)を、10月10日に化学者の小杉弘明(こすぎ・ひろあき)さんとの対談集「見たい!聞きたい!透明水彩!-画家と化学者が語る技法と画材」(日貿出版社、2200円)を、10月21日に「ポストカードブック 水彩で描く四季の静かな光」(世界文化社、1800円)を刊行したのを記念して、会場でも販売する。

あべとしゆきさんは1959年山形県生まれ、新聞社デザイナー、美術教師を経て、2008年より水彩画の制作を中心に活動し、2010年に内藤秀因(ないとう・しゅういん、1890-1987)記念水彩画展で大賞、2011年に日本水彩展で上野の森美術館賞、2012年に第2回日本透明水彩会展(2013年第3回も)、2012年にスペインの国際水彩画展に出品、2013年に八重洲ギャラリー、酒田市美術館などで個展を開いている。現在、日本美術家連盟会員、JWS日本透明水彩会会員。

期間中、毎日、13時から16時まであべとしゆきさんが来場する。

開場時間は9時から21時(最終日は16時)。