丸善日本橋でたなかしん展、新作絵画や絵本、文学等

【銀座新聞ニュース=2020年12月17日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・日本橋店(中央区日本橋2-3-10、03-6214-2001)は12月19日から24日まで3階ギャラリーで「画家・絵本作家 たなかしんの世界展」を開く。

丸善・日本橋店で12月19日から24日まで開かれる「画家・絵本作家 たなかしんの世界展」に展示される「おやつの時間」(海砂)。

絵の下地にアトリエのある明石の海の砂を使って描く画家で、2019年に画業20周年を迎えた絵本作家のたなかしんさんが個展を開く。今回は新作絵画や、絵本、文学、クリスマスプレゼントにも最適なグッズなどを展示販売する。

たなかしんさんは1979年大阪府生まれ、神戸文化短期大学デザイン美術科を卒業、油絵を中心に作品を制作し、2001年ころから絵本に取り組み、第5回新風舎えほんコンテスト優秀賞、2003年に第7回越後湯沢全国童画展で優秀賞、2005年にイタリア・ボローニャ児童図書展(国際絵本原画展)のイタリア見本市会場に出品し、台湾の出版社から「巧克力熊」(「くまさんのチョコ」)を出版した。

2007年にアートストリーム2007でサントリーミュージアム賞、第5回イルフビエンナーレ日本童画大賞で入選、2008年にアートストリームでホルベイン賞を受賞、その後、「かみさまのいたずら」や「モグちゃんのねがいごと」などを刊行し、2012年に台湾で2冊目となる絵本が日本語版と中国語版で出版され、2013年に「いつもきみと」を2カ国語で出版している。岡山県倉敷市のゆるキャラ「Gパンだ」のデザインも手がけている。

期間中、毎日、たなかしんさんが来場する。ただし、日によって、在廊時間が異なる。

開場時間は9時30分から20時30分(最終日は15時)まで。