TOHO日比谷「ポケモン」で川栄李奈、中川翔子ら挨拶

【銀座新聞ニュース=2018年7月3日】阪急阪神東宝グループで、国内映画業界首位の東宝(千代田区有楽町1-2-2、03-3591-1221)は7月13日からTOHOシネマズ日比谷スクリーン12(千代田区有楽町1-1-3、東京宝塚ビル地下)で一般公開する「劇場版ポケットモンスター みんなの物語」の2日目に、川栄李奈さん、中川翔子さんらによる舞台あいさつを開く。

7月13日から一般公開される「劇場版ポケットモンスター みんなの物語」((C)Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku(C)Pokemon(C)2018 ピカチュウプロジェクト)。

14日8時40分の回上映終了後に、監督の矢島哲生(やじま・てつお)さんをはじめ、ポケモン初心者の女子高生「リサ」の声優を務めた川栄李奈(かわえい・りな)さん、ポケモン研究家「トリト」の声優の浜田岳(はまだ・がく)さん、ホラ吹き男「カガチ」の声優の大倉孝二(おおくら・こうじ)さん、ポケモン嫌いのおばあさん「ヒスイ」の声優の野沢雅子(のざわ・まさこ)さん。

リサの弟「リク」の声優の中川翔子(なかがわ・しょうこ)さん、ラルゴの父であり、フウラシティの市長「オリバー市長」の声優の山寺宏一(やまでら・こういち)さん、主人公の「サトシ」の声優の松本梨香(まつもと・りか)さん、ピカチュウ、ゼラオラ(声は山寺宏一さん)が舞台に登場してあいさつする。

ウイキペディアによると、「ポケットモンスター(ポケモン)」は1996年2月27日に発売された任天堂の「ゲームボーイ」用ソフト「ポケットモンスター 赤・緑」が最初で、開発元はゲームフリーク、コンセプトメーカーにしてディレクターを務めたのは、ゲームフリークの代表取締役でもある田尻智(たじり・さとし)さんだ。

この作品は小学生を中心に、口コミから火が点き大ヒットし、以降も多くの続編が発売され、ゲーム本編作品だけでなく、派生作品や関連作品も多く発売されている。ポケモンはゲームのみならず、アニメ化、キャラクター商品化、カードゲーム、アーケードゲームとさまざまなメディアミックスが展開され、日本国外で人気を獲得している。

「劇場版ポケットモンスター」は1998年の第1作から2013年の第16作までは「ピカチュウ・ザ・ムービー(PIKACHU THE MOVIE)」で、2014年の第17作からは「ポケモン・ザ・ムービー(シリーズタイトル名、(Pokemon the movie)」としている。監督は、アニメ版総監督の湯山邦彦(ゆやま・くにこひ)さんが、アニメと同様に一貫して務めてきたが、今回の21作目から湯山邦彦さんがアニメーションスーパーバイザーとなり、矢嶋哲生さんが監督を務めるなど、スタッフが大幅に変更されている。

劇伴(音楽)は「黒き英雄 ゼクロム」を除いて、過去の全作品と同様に今回も宮崎慎二(みやざき・しんじ)さんが担当している。また、第13作以降は、長編映画がノベライズ化されて小説が出版されている。

「劇場版ポケットモンスターみんなの物語」は2017年に公開された前作の「キミにきめた!」の続編になっており、テレビアニメシリーズとは関係なく、新ポケモンとしてゼラオラが登場する。また、前作の「キミにきめた!」から始まった、サトシとピカチュウの新しい冒険を描き、伝説のポケモン「ルギア」も登場する。

物語は1年に1度の祭りでルギアから恵みの風がもたらされる街フウラシティを舞台にしており、1年に1度の風祭りの最終日に、ルギアからの恵みの風がもらえるというフラウシティにて、偶然、祭りに参加していたサトシとピカチュウは、リサ、カガチ、トリト、ヒスイ、ラルゴという5人の仲間と出会う。それぞれが悩みを抱え、パートナーのポケモンと一歩を踏み出せずにいる5人との出会いが、運命の歯車を回し始める。

矢島哲生さんは1985年生まれ、2005年にアニメ制作会社の「ベガエンタテイメント」に動画マンとして入社、後に演出家へと転向し、ベガエンタテイメントがグロス請けを行っている「ドラえもん」やマッドハウス制作作品で各話の演出を担当するようになる。

その後、フリーとして活動、ポケットモンスターシリーズには「ポケットモンスター ベストウイッシュ」より参加し、2013年から2015年の「ポケットモンスター XY」で前の監督の須藤典彦(すどう・のりひこ)から引継ぎ、28歳で監督としてデビューした。

チケットは東宝HPの応募フォーム(https://ssl.toho-movie.com/senden/18poke_snc/form.html)から申し込む。締め切りは5日12時。料金は一般1100円、大学生・専門学生1100円、シニア1100円、高校生、3歳以上中学生まで、障がい者が1000円。

チケットぴあによる特別抽選販売はHP(http://w.pia.jp/s/pokemon18sb/)から申し込む。締め切りは9日11時。当選者は料金が一般1300円、大学生・専門学生1300円、シニア1300円、高校生、3歳以上中学生まで、障がい者が1200円。

注意:「矢島哲生」の「島」と「浜田岳」の「浜」はいずれも正しくは旧漢字です。名詞は原則として現代漢字(常用漢字)を使用しています。