サニーヘルス、糖質制限よりも雑穀米や玄米等で1日3食を

【銀座新聞ニュース=2020年8月22日】健康食品、美容商品、化粧品などの販売会社、サニーヘルス(中央区八重洲2-1-6、八重洲kビル、03-6701-3000)はこのほど、レポート「ガマンが人を太らせる!ストレスフリーなダイエット法とは」を発表した。

ダイエットのためにストイックになればなるほどストレスを感じ、体重はうまく減らず、挫折してしまう可能性も高い。

ダイエット=食欲をひたすらガマンするのが不可欠、と考える人は多いもので、確かにそれまでの体型から脱却するためには、太った原因となっている食事内容や量を見直すことは当然なので、ある程度のコントロールは必要となる。

しかし、食べたい気持ちをただただガマンし、強いストレスを受けると、努力の甲斐なく逆に太ってしまうことすらあるもの。ストレスを感じないで、ダイエットを成功させる方法とコツをご紹介する。

●ストレスがドカ食いを招いてリバウンド

ダイエットのために食事制限し、その反動でドカ食い、という行動は決して珍しいことではない。やせたい一心でガマンにガマンを重ねた結果、ストレスが溜まり、自分を抑えられなくなってドカ食い、自己嫌悪とリバウンドに陥るという最悪の状態もありうる。

なぜ、このような状態になってしまうのか、その理由は人間の体に備わる防御反応にある。ダイエットのために食事制限やハードな運動を取り入れるなど、脳がストレスを感じると、脳は体に危機が迫っていると判断する。

ストレスに対抗するために、通称ストレスホルモン「コルチゾール」の分泌が高まってくる。その働きにより、エネルギーをいつも以上に欲するようになり、食欲が増して、しかも体に入ってきた栄養を脂肪として溜め込もうとする。このため、普段と同じ食事量では満足ができなくなり、ドカ食いに発展してしまう。

なんとかがんばって食事制限をしても、少し食べ過ぎただけで体重が元に戻ってしまうどころか、ダイエット前よりも増えてしまうという、「リバウンド」を引き起こすのもこのためだ。

また、食事制限によって体に入ってくる栄養素が不足すると、肌荒れ、便秘、無気力感、筋肉量の低下などの症状が現れる。とりわけ、筋肉量が落ちると、基礎代謝を低下させ、それまでと同じ食事量でもカロリーが余るようになってしまい、その余剰分のカロリーは脂肪として蓄積されてしまう。

ダイエットのために食べる量を減らすことや、無理なトレーニングやランニングをしなければとストイックになればなるほどストレスを感じ、体重はうまく減らず、最終的には挫折してしまう可能性が高くなってしまう。

●ストレスフリーなダイエット法とは?

1)1日3食きちんと食べる
食事制限による空腹との闘いはストレスの元になる。筋肉量を減らさないためにも、栄養バランスのよい食事をきちんと取ることで、体の代謝をきちんと回し、やせやすくするためにも、多くの栄養素が必要となる。

また、食事を抜いたり、食事量を極端に減らしたりすると、空腹時間が長くなり、ストレスが溜まるだけでなく、次の食事が入ってきたときに体に脂肪が溜め込まれやすくなる。

トータルの量が同じであれば、食事の回数は少ないよりも多いほうがダイエットには有効で、必ずしも3回でなくても、4回、5回に分けて食べるのもアリといえる。

2)「食べてはいけないもの」を作らない
これもダメ、あれもダメ、とダイエットのために禁止事項を作るほどストレスになる。禁止するのではなく、肝心なのは量で、食べ過ぎさえしなければ、ダイエット中であろうとどんなものを食べても問題ない。頻度や量に気をつければ、揚げ物でもおやつでも食べて構わない。

例えば、揚げ物なら週に1回だけ、おやつは1日150キロカロリーまでなど、完全に絶つのではなく上手に取り入れることがポイントといえる。

糖質制限ダイエットを行う人が増えており、糖質(炭水化物)もダイエットの敵とばかりの扱いとなっているが、極端に減らすべきではない。朝・昼は適量を食べ、夕食だけ主食の量を半分にしたり、米は白米ではなく、雑穀米や玄米にするだけでもダイエットの効果がある。

3)食べることに罪悪感を持たない
食べ過ぎてしまっても自分を責めないようにする。済んだことは仕方がないので、「おいしいものを満足するまで食べられてよかった!」と前向きに考え、翌日からまた気を取り直してヘルシーな食事を心がけるようにしたい。

とにかく、ダイエット中は、食べることが悪いことのように思いがちになるが、食材や作ってくれた人などへの感謝の気持ちを持って、前向きな気持ちで食べることを意識してみてほしい。

とにかく、義務や禁止などガマンばかりのダイエットは、ストレスでしかない。しかも根性でそれを乗り越えたとしても太りやすい体になってしまうので、元も子もないという悲しい結果になる。それに、無理の多いダイエットは長続きしない。高カロリーな食べ物は夜遅くにではなく、お昼に食べるようにするなど、ストレスフリーなダイエットを心がけたい。