「楽園」綾野剛、杉咲花、佐藤浩市ら初日挨拶

【銀座新聞ニュース=2019年10月13日】中堅映画配給会社のスターサンズ(中野区中央1-35-6、03-6304-0807)と書籍、映画配給事業、ネットワークエンタテインメントなどを運営するカドカワ(中央区銀座4-12-15、歌舞伎座タワー)グループ傘下の書籍、映画配給などの事業会社、KADOKAWA(千代田区富士見2-13-3)は10月18日からTOHOシネマズ日比谷(千代田区有楽町1-1-3、東京ミッドタウン日比谷、03-3591-5358)で一般公開される「楽園」の初日に綾野剛さん、杉咲花さん、佐藤浩市さんらによる舞台あいさつを開く。

10月18日から一般公開される「楽園」((C)2019「楽園」製作委員会)。

18日15時30分の回上映終了後と18時45分の回上映前に、監督の瀬々敬久(ぜぜ・たかひさ)さんをはじめ、リサイクル品販売をしている青年「中村豪士」役の綾野剛(あやの・ごう)さん、12年前の幼女誘拐事件の被害者の親友「湯川紡」役の杉咲花(すぎさき・はな)さん、限界集落に暮らす養蜂家「田中善次郎」役の佐藤浩市(さとう・こういち)さん、紡に想いを寄せる青年「野上広呂」役の村上虹郎(むらかみ・にじろう)さんが舞台に登場してあいさつする。

「楽園」は芥川賞作家の吉田修一(よしだ・しゅういち)さんが「野性時代」(KADOKAWA)の2015年10月号から2016年4月号まで断片的に掲載された短編小説集「犯罪小説集」が原作で、2016年10月にKADOKAWAから単行本化されている。瀬々敬久さんが監督と脚本を手掛けている。

物語はある夏の日、青田に囲まれたY字路で少女誘拐事件が起こるところからはじまる。事件は解決されないまま、直前まで被害者と一緒にいた親友・紡は心に深い傷を負う。それから12年後、かつてと同じY字路で再び少女が行方不明になり、町営住宅で暮らす孤独な男・豪士が犯人として疑われる。

追い詰められた豪士は街へと逃れ、そこである行動に出る。さらに1年後、Y字路に続く限界集落で愛犬と暮らす養蜂家の善次郎は、村おこし事業を巡る話のこじれから村八分にされてしまう。追い込まれた善次郎は、ある事件を起こす。

瀬々敬久さんは1960年大分県生まれ、1986年に京都大学文学部哲学科を卒業、在学時の1985年に16ミリ映画「ギャングよ、向こうは晴れているか」を自主制作し、監督を務め、卒業後の1986年に「獅子プロダクション」に入社し、ピンク映画の助監督を務め、1989年に「課外授業 暴行」で商業映画監督としてデビュー、同年にピンク大賞新人監督賞を受賞し、「ピンク四天王」の一人とされた。

2008年に「フライングラビッツ」や「感染列島」を監督、2010年に構想から5年かけて完成した4時間38分におよぶ「ヘヴンズストーリー」でベルリン国際映画祭で批評家連盟賞とNETPAC(最優秀アジア映画)賞を受賞、2011年に芸術選奨文部科学大臣賞映画部門を受賞した。2011年に「アントキノイノチ」でモントリオール世界映画祭のワールド・コンペティション部門でイノベーションアワード、2016年に「64 ロクヨン」2部作の前編で日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞した。

チケットはチケットぴあを通じて先行抽選を受付中で、15日11時締め切り。16日10時から一般発売する。料金は2100円均一。

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