丸善丸の内で成瀬政博原画展、画文集等刊行記念で、トークも

【銀座新聞ニュース=2020年3月9日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ内、03-5288-8881)は3月11日から17日まで4階ギャラリーで成瀬政博さんによる「画文集/エッセイ集刊行記念」として原画展を開く。

丸善・丸の内本店で3月11日から17日まで開かれる成瀬政博さんの「画文集/エッセイ集刊行記念」原画展に展示される「しあわせのとき」((C)Masahiro Naruse)。「安曇野の空と風 猫のいた時間」の表紙絵に使われている。

1997年から「週刊新潮」の表紙絵を描いて23年になる画家 イラストレーター、エッセイストで、画廊「バナナムーン(BANANA MOON)」を主宰している成瀬政博(なるせ・まさひろ)さんが2019年11月25日にエッセイ「表紙絵を描きながら、とりあえず。」(白水社、税別2200円)と2020年3月16日に画文集「安曇野の空と風 猫のいた時間」(新泉社、税別2700円)を刊行するのを記念して、「週刊新潮」の表紙絵の原画を中心に、折々に描かれた作品も展示する。

成瀬政博さんは1947年大阪府生まれ、イラストレーターの横尾忠則(よこお・ただのり)さんが兄。阪外国語大学を卒業後、公務員として裁判所に勤務する傍ら、絵本、詩集、エッセイ集などを刊行し、1983年に画家、イラストレーターとして本格的に活動をはじめ、1989年に大阪から長野・安曇野に移住し、1997年春から「週刊新潮」の表紙絵を担当している。

14日13時30分から成瀬政博さんによるトークイベントを開く。

開場時間は10時から21時(最終日は16時)まで。