TAUで「きさく」の汁なし担担麺

【銀座新聞ニュース=2019年12月19日】広島県(広島県広島市中区基町10-52、082-228-2111)は12月20日から22日の3日間、アンテナショップ「TAU」(中央区銀座1-6-10、銀座上一ビルディング、03-5579-9952)1階ひろしまCAFEで「きさく」による「汁なし担担麺」を販売する。

12月20日から22日の3日間、「たう(TAU)」で提供される「きさく」の「汁なし担担麺」。

広島県で「汁なし担担麺」の元祖といわれる「きさく」(広島県広島市中区舟入川口町5-13、佐々木ビル、082-231-0317)の店主、服部幸一(はっとり・こういち)さんが「汁なし担担麺」を作って提供する。

「汁なし担担麺」は具やネギが麺の上に盛られており、麺の下にはわずかな汁があり、これらのタレと麺を30回前後も混ぜ合わせてから食べる。それも、たう(TAU)によると、「ただ混ぜるだけではなく、麺を持ち上げながら上下に混ぜる、食べ始めてからも食べては混ぜるを繰り返す」のがおいしさの秘訣という。

すると、「旨味と辛味と山椒の痺れが脳天を刺激し、やみつき」になるという。また、麺を食べた後に、ご飯を入れて、「担担飯」にして食べるのも広島県では普通の食べ方になっている。

「きさく」の店主・服部幸一さん。

「きさく」は1999年に服部幸一さんが普通のラーメン店として開業したが、客足が伸びずに低迷、そのころ、四川省の本場の「担担麺」(汁なし)に出会い、四川省に行って本場の味を研究し、独自に改良を加えて「汁なし担担麺」と命名して2001年1月に販売をはじめた。その後、広島県では多くの「汁なし担担麺」店が誕生し、広島県の「ご当地麺」のひとつとなっている。

営業時間は20日、21日が11時から15時、17時から20時。22日は11時から20時まで休みなし。価格は540円(税込)。