志門で国画会会友の長谷川敦子展

【銀座新聞ニュース=2020年1月13日】ギャルリー志門(中央区銀座6-13-7、新保ビル3階、03-3541-2511)は1月13日から18日まで長谷川敦子さんによる個展を開いている。

ギャルリー志門で1月18日まで開かれている長谷川敦子さんの個展のフライヤー。

国画会(こくがかい)会友の画家、長谷川敦子(はせがわ・あつこ)さんが新作を中心に個展を開いている。

国画会は伝統的な文展の審査のありかたに不満・疑問を持った京都在住の日本画家によって、“西洋美術と東洋美術の融合と、新しい日本画の創造”をめざし、1918(大正7)年に「国画創作協会」として結成され、展覧会は「国展」と称した。

当初、日本画部と洋画部(1925年に新設)の2部を擁したが、1928(昭和3)年に解散、第2部が国画会として独立し、以後、絵画部に版画部、彫刻部、工芸部、写真部を加え、1939年までに5部による美術団体として、1945(昭和20)年を除き、毎年春期に東京都立美術館にて公募展を開き、2007年より、国立新美術館で開いている。現在、会員は5部で470人、準会員が260人、会友400人。

長谷川敦子さんは京都府京都市生まれ、京都薬科大学を卒業、1998年に関西国展で入選(以降、毎年出品)、2002年に京展に入選(2004年、2013年、2014年、2015年にも入選)、2003年に国展で入選(以降、毎年出品)、2008年にフクイ(FUKUI)サムホール展でホルベイン賞(2012年、2015年、2016年に佳作賞、2014年に4福井県知事賞)、全関西美術展で佳作賞、2010年に関西国展で新人賞(2011年、2013年にも新人賞、2016年に奨励賞)、2018年に亀岡市展で市長賞などを受賞している。

開場時間は11時から19時(最終日は17時)、入場は無料。