ノバレーゼ直営3店で花見ロール寿司弁当、桜海老など12種

【銀座新聞ニュース=2020年2月19日】婚礼関連事業の大手、ノバレーゼ(中央区銀座1-8-14、銀座YOMIKOビル、03-5524-1122)は2月18日から4月30日まで傘下のブロスダイニング(同上、03-6685-5888)が運営する創作和食店「SHARI THE TOKYO SUSHI BAR」(中央区銀座2-4-18、アルボーレ銀座ビル、050-5212-7574)など3店舗で、ロール寿司を詰め合わせた「お花見ロール寿司弁当」を販売している。

4月30日まで「シャリ ザ トーキョー スシバー(SHARI THE TOKYO SUSHI BAR)」や三井ガーデンホテルの「シャリ(SHARI)」などで販売している36貫詰め合わせの「お花見ロール寿司弁当」。

2016年から花見の季節に合わせて、「シャリ ザ トーキョー スシバー(SHARI THE TOKYO SUSHI BAR)」などの看板メニューの新作ロール寿司4種を含めた12種類を3貫ずつ、計36貫を詰め合わせた「お花見ロール寿司弁当」(税込4500円)と、ロール寿司9種類を2貫ずつ、計18貫の詰め合わせ(2400円)、ロール寿司9種類9貫の詰め合わせ(1200円)も販売している。

今回、扱っているのは、「シャリ ザ トーキョー スシバー」のほか、三井ガーデンホテル銀座五丁目のメインダイニング「シャリ(SHARI)」(中央区銀座5-13-15、三井ガーデンホテル銀座五丁目、050-5357-5354)とレストラン「クラフト(CRAFT)」(江東区有明3-7-2、050-5357-5353)の2店舗。

12種のロール寿司は一貫が直径3センチのひと口サイズで、新作4種は、桜色のロール寿司で、しば漬けを使って色を付けた酢飯で、菜の花やオクラ、長芋、玉子を巻き、仕上げに桜エビをのせた「桜海老(さくらえび)ロール」、トビコを混ぜ合わせた酢飯でオクラ、キュウリなどを巻き、さらにその上から桜鯛(さくらだい)の刺身と塩味の効いた桜の葉を巻いた「桜鯛ロール」。

エビとサヤインゲンの天ぷらを“柚子胡椒(ゆずこしょう)マヨネーズ”と合わせて巻き、表面に青さのりをまぶした「春野菜の天婦羅(てんぷら)ロール」、“すき焼き風”に味付けした牛カルビなどを巻き、最後にゴマを振りかけて、ふき味噌をのせた「牛蕗(ぎゅうふき)味噌ロール」だ。

春を感じさせる「桜海老ロール」。

ほかに、クリームチーズ、玉子、きゅうり、カニカマ、生ハムを巻いた「イタリアンロール」、鶏肉、クリームチーズ、きゅうり、ネギ、トビコを巻いた「チキンロール」、カニカマ、きゅうり、玉子、アボカド、穴子を巻いた「穴子ロール」、サケ、トビコ、アボカド、錦糸卵を巻いた「鮭トビコロール」。

ソフトシェル、ネギ、玉子、トビコを巻いた「スパイダーロール」、鴨、長イモ、きゅうり、オクラを巻いた「鴨ロール」、サーモン、クリームチーズ、カニカマ、きゅうり、玉子を巻いた「サーモンロール」、長イモ、オクラ、きゅうり、和牛、トリュフを巻いた「和牛ロール」の8種類。

ミニのロール寿司(18巻と9巻)は「牛蕗味噌ロール」を除いた新作3種と「和牛ロール」と「鮭トビコロール」を除いた6種。

また、店内で注文できる「春のお花見ロール寿司5種」(新作4種+料理長お勧めの日替わり1種、各2貫盛り合わせ、2500円)も用意している。

ノバレーゼは1969年大阪府生まれ、2004年に慶応義塾大学商学部を卒業 し、同年にリクルートに入社するも、父親が病に倒れ、2005年にリクルートを退職し、家業のひとつ、愛知県名古屋市の結婚式場「株式会社東海会館華寿殿(現株式会社シャンテ」)の経営を任された浅田剛治(あさだ・たけはる)さんが2000年11月に挙式・披露宴に関する企画・運営、サービスを提供する「株式会社ワーカホリック」を資本金1000万円で設立し(2002年12月に「株式会社ノバレーゼ」に変更)、12月にドレスショップ「ノバレーゼ名古屋」を開店した。

2002年2月に東京都港区にドレスショップ「ノバレーゼ青山」を開店し、本社を東京都港区南青山に移した。2003年9月に郊外型ゲストハウス「アマンダンテラス」(名古屋市天白区)を開店し、直営方式の挙式・披露宴会場を運営、2004年1月にドレスショップ「ノバレーゼ銀座」を開店し、9月に総合結婚式場「ザ ロイヤルダイナスティ」(さいたま市大宮区)と「ザ ロイヤルダイナスティ」内に衣裳室(現ドレスショップ「エクリュスポーゼ大宮店」)を開設し、10月に都市型ゲストハウス「葵モノリス」(名古屋市東区)を開店した。

2006年10月に東京証券取引所マザーズに株式を上場し、2009年3月に本社を東京都中央区銀座に移し、5月にドレスショップ「ノバレーゼ銀座」と「ノバレーゼ青山」と統合し、銀座中央通りに移し、10月に再生施設「三滝荘」(広島市西区)を開店、2010年8月に中国・上海市に初の海外子会社を設立、12月に東証市場第1部へ変更した。2011年2月に銀座にレストラン「シャリ・ザ・トウキョウ・スシ・バー」を開店、2012年5月にレストラン「セラフィーナ・ニューヨーク(Serafina NEW YORK)丸の内店」(東京都千代田区)を開店し、2016年3月に浅田剛治さんが会長に、荻野洋基(おぎの・ひろき)さんが社長に就任した。

2015年12月期の連結売上高は前期比7.5%増の164億円、営業利益が同16.1%増の17億円、経常利益が同17.9%増の17億円、純利益が88.8%増の8億円。ブライダル事業が同6.3%増の151億円で利益が30億円、レストラン事業が同23.6%増の13億円だが、損益面では3億円の赤字となっている。

その後、投資ファンドのポラリス・キャピタル・グループ(千代田区丸の内1-9-1、グラントウキョウノースタワー、03-5223-6780)傘下のNAPホールディングス(千代田区丸の内1-9-1)が2016年10月25日付で発行済み株式の93.28%を取得し、これに伴い、ノバレーゼは11月28日をもって上場を廃止した。また、創業者で会長の浅田剛治さんも退任した。
また、「シャリ ザ トーキョー スシバー」は2018年11月にノバレーゼから分社化した100%出資の子会社「ブロスダイニング」(当初はノバレーゼレストラン、2019年1月1日付で現社名に変更、中央区銀座1-8-14、03-6685-5888)が2019年1月から運営している。2019年8月にレストラン「クラフト(CRAFT)」を開店、9月にレストラン「シャリ(SHARI)」を開店している。

希望者は前日までの電話か店頭予約が必要で、受付時間は10時から20時。弁当は持ち帰りのみで、店内では食べられない。店頭の引き渡しは12時から22時30分。