丸善丸の内で松山賢展、絵の中の絵、縄文土器怪獣など

【銀座新聞ニュース=2022年7月31日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ内、03-5288-8881)は8月3日から9日まで4階ギャラリーで松山賢さんによる個展「絵画・彫刻・箱・縄文」を開く。

丸善・丸の内本店で8月3日から9日まで開かれる松山賢さんの個展「絵画・彫刻・箱・縄文」に出品される「土器怪獣オオカミン」(上、野焼きによる陶)、「絵の中の絵(湯沢高原)」(下、油彩、アクリル絵具、木)。

美術作家の松山賢さんは箱全体に絵具を塗り、中に具象画を描いた、彫刻であり、抽象絵画の「絵の中の絵」シリーズ、写実的な油彩画に模様を彫り、絵具を入れた「写真の絵・模様の絵・彫り」シリーズ、縄文時代(1万4000年前から1000年前ころまで)に生息していた動物に縄文土器・土偶の文様を施し、縄文時代と同じように野焼きをした「土器怪獣」シリーズ、縄文時代に使われはじめた漆を塗った「土器杯」シリーズなど、絵画・彫刻・工芸作品約200点を展示販売する。

松山賢さんは1968年岩手県生まれ、1993年に京都市立芸術大学大学院を修了、日本画を経て、土器、人形、彫刻をつくりはじめ、最近は油彩画、野焼きによる陶彫を制作、発表している。1999年にキリンコンテンポラリーアワードを受賞している。

開場時間は9時から21時(最終日は15時)まで。