日比谷「言えない秘密」大ヒットで京本大我、古川琴音ら御礼挨拶

【銀座新聞ニュース=2024年7月3日】中堅の映画配給会社のギャガ(港区南青山2-22-8、TYビル)は7月9日にTOHOシネマズ日比谷(千代田区有楽町1-1-2、東京ミッドタウン日比谷、050-6868-5068)で「言えない秘密」の大ヒットを記念して、出演者らによる御礼の舞台あいさつを開く。

6月28日から一般公開されている「言えない秘密」((C)2024「言えない秘密」製作委員会)。

7月9日15時40分の回上映終了後と19時の回上映前に、監督の河合勇人(はやと)さんをはじめ、主人公の音楽大学の学生「樋口湊人」役の「SixTONES(ストーンズ)」の京本大我さん、樋口湊人と同じ音楽大学の学生「内藤雪乃」役の古川琴音さん、湊人の友人で音楽大学の学生「棚橋順也」役の三浦りょう太(「りょう」は僚の人べんをけものへんに変えた漢字)さん、湊人の友人で音楽大学の学生「広瀬慎之介」役の坂口涼太郎さんが舞台に登場して大ヒットの御礼あいさつをする。

ウイキペディアによると、「言えない秘密」は2007年に台湾で公開されたラブストーリー「不能説的・秘密」(監督、脚本、主演はジェイ・チョウ=周杰倫、しゅう・けつりん=さん)を原案に、河合勇人さんが監督、脚本は松田沙也さんが手がけた。また、樋口湊人と内藤雪乃が出会うきっかけとなった楽曲「Secret(シークレット)」は富貴晴美さんが書き下ろした。

物語はピアノ留学から帰国して伝統ある音楽大学に編入した湊人だが、過去のトラウマのせいで思うようにピアノが弾けなくなってしまっていた。そんなある日、湊人は、取り壊しが迫った旧講義棟の演奏室で、神秘的なピアノを奏でる雪乃と出会う。

その美しい旋律に強くひかれた湊人は曲名を尋ねるが、雪乃は秘密だという。2人は自然とひかれ合い、湊人は雪乃の明るく純粋なピアノの演奏に触れるうちに、再び音楽と向き合うことができるようになっていく。かけがえのない日々を過ごす2人だったが、ある日突然、雪乃は湊人の前から姿を消してしまう。

河合勇人さんは1969年愛知県刈谷市生まれ、日本大学芸術学部を卒業、相米慎二(そうまい・しんじ、1948-2001)や黒木和雄(1930-2006)、崔洋一(1949-2022)らの監督のもとで、助監督として経験を積み、2003年にフジテレビ「深夜も踊る大捜査線2」で演出家としてデビュー、2008年に「花影」で長編映画監督としてデビューし、2011年にテレビ東京系のドラマ「鈴木先生」で監督し、2013年にその劇場版でも監督を手がけた。

2013年にTBS系テレビドラマ「ぴんとこな」やNHK BSプレミアムの「ハードナッツ!数学girlの恋する事件簿」、2014年にWOWOWのドラマ「トクソウ」、2015年にテレビ朝日系ドラマ「化石の微笑み」などの演出を担当し、「化石の微笑み」でテレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞を受賞している。

2015年に映画「俺物語!!」で監督、卒業制作として撮った「どんてん生活」(1999年)のビデオを英国の映画評論家、トニー・レインズ(Tony Rayns)さんが注目し、国際映画祭に出品された。1999年に卒業制作として撮った「どんてん生活」のビデオを英国の映画評論家、トニー・レインズ(Tony Rayns)さんが注目し、国際映画祭に出品している。

チケットはチケットぴあを通じて先行抽選を受付中で、7月3日23時59分締め切り。料金は全席指定で2200円均一。プレミアボックスシートはプラス1000円。