レインズ「北海道八重洲店」等で日高産の食材メニュー、タコ、ウニ等

【銀座新聞ニュース=2020年3月12日】国内第3位の外食グループ、コロワイド(神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1、ランドマークタワー)傘下で、焼肉レストランの「牛角」などを運営するレインズインターナショナルCWカンパニー(神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1、ランドマークタワー、0120-142-029)は「北の味紀行と地酒 北海道八重洲店」(中央区八重洲2-7-12、ヒューリックビル、03-5255-3886)など48店で北海道日高振興局との共同企画メニューを提供している。

レインズインターナショナルCWカンパニーが「北の味紀行と地酒 北海道八重洲店」などで提供している北海道日高振興局との共同企画メニューのフライヤー。

レインズインターナショナルCWカンパニーが北海道の魅力を都心でPRするための地域行政との共同企画で、第1弾として「日高エリア」の産品を北海道日高振興局(北海道浦河郡浦河町栄丘東通56、0146-22-9030)と共同で、日高名産のタコ、ウニなど6企業・団体の食材を使ったメニューを展開している。

今回、提供するのは「日高まるごと昆布出汁茹で」(税別790円)、「日高産タコと春菊の春色かき揚げ」(790円)、「日高えりも産春うに(酢めしのり付・手巻き約4本分)」(1990円、中旬から入荷)。

「日高産つぶ貝の貝出汁バターソテー」(790円)、「幸王(ゆきおう)フランク盛り合わせ」(1190円)、「日高ひとりじめ瓶ソフト」(390円)の6種類を提供している。

中央区の店舗は「八重洲店」のほかに、「人形町店」(中央区日本橋人形町1-17、JPR人形町ビル、03-3667-3255)があり、近隣では「カレッタ汐留店」(港区東新橋1-8-2、カレッタ汐留、050-3851-0873)、「大手町店」(千代田区大手町1-8-1、KDDI大手町ビル、03-3270-6225)がある。

「北の味紀行と地酒 北海道」で提供されている「日高産つぶ貝の貝出汁バターソテー」。

日高振興局は日高町、平取町(びらとりちょう)、新冠町(にいかっぷちょう)、浦河町(うらかわちょう)、様似町(さまにちょう)、えりも町、新ひだか町の7町を所管しており、人口が6万5584人(2019年12月末現在)で、管内所属の全自治体が過疎地域に指定されている。

ウイキペディアによると、日高振興局における農業生産額に占める競走馬の割合は1965年には22%だったが、1970年には63%に上昇し、その後も60%から70%を維持し、日本の競走馬生産牧場の66.5%が集中し、日本有数の馬産地となっている。また、北海道を代表する景勝地「襟裳岬(えりもみさき)」や北海道遺産の桜の名所「静内二十間道路(しずないにじゅっけんどうろ)」などが知られている。

今回、提供している企業・団体は、「日高えりも産春うに」のウニを提供しているのが「JFえりも漁業協同組合(北海道幌泉郡=ほろいずみぐん=えりも町字本町182の2、01466-2-2211)だ。「日高昆布」で知られ、ウニ、つぶ貝、タコ、毛がに、カレイ、イカなどさまざまな魚種が年間を通して水揚げされている。

「日高まるごと昆布出汁茹で」と「日高産タコと春菊の春色かき揚げ」のタコを使われているのが「株式会社マルデン」(北海道幌泉郡えりも町字笛舞13、01466-2-2276)で、定置網漁業も営む水産加工企業としている。

「日高産つぶ貝の貝出汁バターソテー」のつぶ貝が使用されているのが「有限会社花しべ水産」(北海道様似郡様似町大通3-68-9、0146-36-4823)で、つぶ貝に思い入れがあるという。

「幸王フランク盛り合わせ」は「有限会社ひだかポーク」(北海道日高郡新ひだか町静内こうせい町1-9-6、0146-43-2322)の幸王フランクを使用している。ひだかポークは「ひだかホエーポーク」を生産しており、豚肉は柔らかな肉質と味わいのある脂身が特徴という。

「日高まるごと昆布出汁茹で」にモッツァレラチーズを、「日高ひとりじめ瓶ソフト」にソフトクリームを提供しているのが「北海道日高乳業株式会社」(北海道沙流郡日高町富川東2-920、01456-2-1071)で、新鮮な牛乳から乳製品をつくっている。

「日高ひとりじめ瓶ソフト」には「有限会社太田養蜂場」(北海道日高郡新ひだか町静内御幸町6-3-26、0146-42-2618)のハチミツも使われている。同社は北海道で生産を開始して70年以上の歴史がある。

営業時間は昼が11時から14時頃まで、夜が16時から23時頃まで。休日も含めて詳細は各店まで。

注:「有限会社花しべ水産」の「しべ」は「芯」の下に「心」を左右につけて、その下に「木」を組み合わせた漢字です。