丸の内等でディズニーXマス、「アナ雪」など映画の世界を再現

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【銀座新聞ニュース=2014年11月10日】三菱地所(千代田区大手町1-6-1、大手町ビル、03-3287-5100)は11月13日から12月25日まで丸ビル(千代田区丸の内2-4-1)などで「ブライト・クリスマス(Bright Christmas)2014 丸の内(Marunouchi)」を開催する。

11月13日から12月25日まで丸ビルなどで開催される「ブライト・クリスマス(Bright Christmas)2014 丸の内(Marunouchi)」で、丸ビル内に展示されるクリスマスツリー(イメージ、(C)Disney)。

11月13日から12月25日まで丸ビルなどで開催される「ブライト・クリスマス(Bright Christmas)2014 丸の内(Marunouchi)」で、丸ビル内に展示されるクリスマスツリー(イメージ、(C)Disney)。

アメリカの総合エンターテインメント会社「ウォルト・ディズニー・カンパニー(The Walt Disney Company)」との共同イベントで、丸の内地区、横浜ランドマークタワー、マークイズみなとみらいの3カ所で「ディズニー・タイムレス・ストーリー(Disney TIMELESS STORY)ここから始まる、終わらない物語。」と題して開く。

有楽町と大手町を結ぶ約1.2キロに及ぶ丸の内仲通り沿いの街路樹約240本には、「シャンパンゴールド」のLED約111万球で光り輝く。画像は過去の開催風景。

有楽町と大手町を結ぶ約1.2キロに及ぶ丸の内仲通り沿いの街路樹約240本には、「シャンパンゴールド」のLED約111万球で光り輝く。画像は過去の開催風景。

丸ビル1階のマルキューブでは、ディズニー映画「アナと雪の女王」の世界観を再現する。横浜ランドマークタワーでは、ランドマークプラザ1階ガーデンスクエアで、「プリンセスストーリー(Princess Story)-華やかでロマンティックなプリンセスたちの世界に、時を忘れて」というテーマで、「シンデレラ」のハッピーエンドストーリーから、ガラスの靴やカボチャの馬車を配したツリーを展示する。

マークイズみなとみらいでは1階グランドガレリアに、「スマイルストーリー(Smile Story)-とびっきりの笑顔がひろがるクリスマス」といテーマで、映画「トイ・ストーリー」に登場するキャラクターのぬいぐるみを使ったオーナメントを散りばめた「まるでおもちゃ箱をひっくり返したような」クリスマスツリーを飾る。

丸ビルでは、1階マルキューブで「雪と氷のストーリー(Snow&Ice Story)-アナと雪の女王の終わりのない感動に酔いしれて」というテーマで、映画「アナと雪の女王」をイメージした雪と氷の世界観を再現する。

1階丸の内カフェイーズでは、「マーベル・カフェ-ヒーローたちの軌跡」とし、「アベンジャーズ」シリーズの最新作「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」が2015年7月4日に公開されるのを記念し、これまでのヒーローたちを集めた「マーベル・カフェ」を開店する。

ヒーローたちをイメージしたメニューをはじめ、店内には最強ヒーローたちが訪れたかのような形跡もうかがえるようにするなど「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」の公開を期待させるようなカフェになる。

新丸ビル3階アトリウムでは、「ロマンティックストーリー(Romantic Story)-ランタンの光に包まれて、あなたの心にも輝きを」とし、映画「塔の上のラプンツェル」から、主人公ラプンツェルがゴンドラに乗り、ランタンの光に包まれて恋に落ちるシーンをイメージした展示をする。

丸の内ブリックスクエア一号館広場では、「ファンタジーストーリー(Fantasy Story)-驚きに満ちたワンダーランドに、心魅せられて」とし、映画「ふしぎの国のアリス」から、ちょっと不思議なツリーを飾る。一号館広場の木々にはイルミネーションが灯り、驚きに満ちたワンダーランドに迷い込んだような世界を繰り広げる。

丸の内オアゾ1階おお(○○)広場では、楽しくゆかいな「ハッピー・ストーリー (Happy Story)-ミッキーとその仲間たちが勢揃い!大人になってもワクワクできる夢の世界で、楽しいひとときを」とし、ディズニーのキャラクター達をイメージしたツリーが登場する。

1927年に誕生したウォルト・ディズニー最初のアニメーション・スター、どんな時も最高にツイているウサギ、オズワルド・ザ・ラッキー・ラビットの立像や、ディズニーアニメーションのクラシック作品をテーマにしたパネルも展示する。

新東京ビル1階通路では、「ハートウォーミングストーリー(Heartwarming Story)-世界中の人々から愛される「くまのプーさん」。心温まる、可愛らしい世界に癒されて」とし、「くまのプーさん」の絵本風キャラクターアートが登場する。

行幸通り地下にある行幸地下ギャラリーでは「エキサイティング・ストーリー(Exciting Story)-手に汗握るアクションの数々に、魅了されて」とし、マーベル(MARVEL)作品のキャラクター紹介やポスターを展示する。また、「スペース・アドベンチャー・ストーリー(Space Adventure Story)-時を隔てても色褪せない、感動と興奮をもう一度」として、「スターウォ-ズ(STAR WARS)」シリーズ6作品のキャラクターを紹介し、ポスターも展示する。

ウイキペディアなどによると、ウォルト・ディズニー・カンパニーはウォルト・ディズニー(Walt Disney、1901-1966)と兄のロイ・オリヴァー・ディズニー(Roy Oliver Disney、1893-1971)の共同経営により1923年に創業、1938年にカリフォルニア州法に基づく法人を設立、第2次世界大戦で会社が軍の運営となり、ウォルト・ディズニーの単独経営で映画制作を続けた。

1945年にロイ・ディズニーが社長に復帰し、ウォルト・ディズニーが会長に就任し、1966年にウォルト・ディズニーが亡くなり、ロイ・ディズニーが「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート計画」を実現するため、会社に残り、1968年にロイ・ディズニーが会長、ドン・B・テータム(Donn B Tatum、1913-1993)が社長に就任した。

1986年に「ウォルト・ディズニー・プロダクション」(Walt Disney Productions)を「ザ・ウォルト・ディズニー・カンパニー」に改称し、カリフォルニア州法で設立された法人からデラウェア州法人として「ザ・ウォルト・ディズニー・カンパニー」を再設立した。1971年にフロリダに「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」が完成し、その2カ月後にロイ・ディズニーが亡くなる。

ドン・B・テータムが会長、ウォルト・ディズニー側近のE・カードン・ウォーカー(Esmond Cardon Walker、1916-2005)が社長に昇格し、1980年にはドン・B・テータムが経営執行委員会議長、ウォーカーが会長に就き、ウォルト・ディズニーの長女の夫ロナルド・W・ミラー(Ronald William Miller、1933年生まれ)が社長に就任した。しかし、ミラーの作風がアダルト風味で、この作風にロイ・ディズニーの息子、ロイ・E・ディズニー(Roy Edward Disney、1930-2009)とスタンリー・P・ゴールド(Stanley Phillip Gold、1942年生まれ)らが反発した。

また、フロリダの建設資金のため市場へ放出した株式をソール・スタインバーグ(Saul Steinberg、1914-1999)により買い集められて、その対応を誤ったことも影響して、1984年9月にミラーは退職に追い込まれた。同年にパラマウント映画社長のマイケル・アイズナー(Michael Dammann Eisner、1942年生まれ)さんを会長(2005年まで)、ワーナー・ブラザーズ元社長のフランク・ウェルズ(Frank Wells、1932-1994)を社長として迎え入れた。

1995年にキャピタル・シティーズ/ABCインク(1986年にメディア会社「キャピタル・シティーズ」とテレビ局「ABCインク」が合併し、社名を「キャピタル・シティーズ/ABC」と改称)の買収に絡み(1996年に買収)、「ザ・ウォルト・ディズニー・カンパニー」が100パーセント子会社として「DCホールドコ・インク」を設立、1996年に「ザ・ウォルト・ディズニー・カンパニー」は「ディズニー・エンタープライゼズ・インク」に改称、「DCホールドコ・インク」が「ザ・ウォルト・ディズニー・カンパニー」に社名変更、このため、現在の「ザ・ウォルト・ディズニー・カンパニー」の設立は1995年になっている。

ウォルト・ディズニー社は1990年代に「ピクサー」(「ルーカスフィルム」のコンピュータ・アニメ部門を買収して設立)と提携していたが、両社の関係が悪化した。しかし、2006年にディズニーが「ピクサー」をM&Aにより完全子会社し、アップルコンピュータとピクサーのCEOだったスティーブ・ジョブズ(Steven Paul Jobs、1955-2011)が株式交換により、ディズニーの筆頭株主になり、現在はスティーブン・P・ジョブズ・トラストとなっている。

マイケル・アイズナーさんの会長就任と相前後してディズニーの映画部門の責任者に就任したのがジェフリー・カッツェンバーグ(Jeffrey Katzenberg、1950年生まれ)さんで、多くのヒット作を生み出し、ピクサーとの提携やミラマックスの買収を実現し、ディズニーの第2次黄金時代を築いた。しかし、1994年にアイズナーさんと対立し、ディズニーを退職し、同年にスティーヴン・スピルバーグ(Steven Allan Spielberg、1946年生まれ)さん、デヴィッド・ゲフィン(David Lawrence Geffen、1943年生まれ)さんと共に「ドリームワークスSKG」を設立した。

実写部門をスピルバーグさんに、音楽部門をゲフィンさんに任せ、カッツェンバーグさんがアニメ部門を担当し、2001年に「シュレック」で新たに設けられたアカデミー長編アニメ映画賞を受賞した。2004年にアニメ部門を「ドリームワークス・アニメーションSKG」として分社化し、ニューヨーク証券取引所に上場、2005年12月にドリームワークスSKGはパラマウント映画を傘下に持つ「バイアコム」に買収された。2009年にウォルト・ディズニー社と「ドリームワークス」が提携した。

カフェイーズの営業時間は7時30分(土・日曜日、祝日が10時)から23時(木・金曜日24時)。