京都府が日本橋三越で「畜産物フェア」、京都肉や京都ぽーく等

【銀座新聞ニュース=2017年2月21日】京都府(京都府京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町、075-451-8111)は2月22日から28日まで日本橋三越(中央区日本橋室町1-4-1)地下1階の生鮮・味匠庵・グロッサリー売り場で、「京都府産畜産物フェア」を開く。

2月22日から28日まで日本橋三越で開かれる「京都府産畜産物フェア」のフライヤー。

京都府の産畜産物、牛肉(京都肉)や豚肉(京都ぽーく)、鶏肉、鶏卵、牛乳、ヨーグルト、チーズなどを紹介するイベントで、京都府が首都圏の百貨店で幅広い畜産物を販売するのは初めてとしている。

京都府は2014年度に「京のこだわり畜産物生産農場」の登録制度を創設し、1)しっかり(記録・準備)、2)すっきり(きれい)、3)ばっちり(消毒・ガード)、4)ゆったり(育む)、5)きっちり(理解)、6)とびっきり(私の信念)という6つのテーマにすべて取り組んでいるという登録基準を設けて、登録後も毎年1回以上検査を行うことを課しており、2016年3月末で酪農7農場(こだわりミルク)、肉牛18農場(こだわりビーフ)、養豚1農場(こだわりポーク)、鶏卵10農場(こだわりエッグ)、鶏肉4農場(こだわりエッグ)の40農場が登録されている。

例えば「京都肉」は1)品種が黒毛和種、2)京都府内でもっとも長く飼養されている、3)京都市にある中央卸売市場第2市場において食肉加工されている、4)日本食肉格付協会の枝肉格付が最高ランクの「A5、B-5及びA-4、B-4規格」である、という基準をすべて満たしている和牛をいう。

「京都ぽーく」もランドレース種と大ヨークシャー種を交配した雌豚に、肉質が優れたデュロック種の雄豚を交配して作られた三元交雑種で、飼育農家は、柔らかく風味がある肉を作るために栄養豊富な大麦やパンくずなどを配合した飼料を出荷前60日以上与えている。京都市中央卸売市場第2市場に出荷され、一定以上の肉質と認められたものだけが「京都ぽーく」として販売される。

営業時間は10時30分から19時30分。