新丸ビル「丸の内ハウス」でMISIAが初の絵本とアフリカ紹介展

【銀座新聞ニュース=2019年12月15日】一般財団法人「mudef」(渋谷区神宮前1-14-13)は12月16日から25日まで新丸ビル(千代田区丸の内1-5-1)7階の「丸の内ハウス」(千代田区丸の内1-5-1)のライブラリースペースでMISIAさんによる「ハートのレオナとアフリカ展」を開く。

新丸ビルの丸の内ハウスで開かれるミーシャ(MISIA)さんの「ハートのレオナとアフリカ展」に展示される「ハートのレオナ」の表紙。

2010年に設立された一般財団法人「ミューデフ(mudef)」の理事で、2019年8月末に神奈川県横浜市で開かれた「第7回アフリカ開発会議(TICAD7 YOKOHAMA)」の名誉大使を務めたミーシャ(MISIA)さんが「子どもから大人まで多くの人にアフリカに親しみを持ってほしい」という想いから書いた絵本「ハートのレオナ」(イラストはは大宮エリー=おおみや・えりー=さん、主婦と生活社、税別1800円)を7月26日に刊行したのを記念して、絵本を紹介するパネルをはじめ、アフリカへの理解が深まるようなアフリカ各国の情報や地図を展示する。

また、絵本をはじめ、クリスマスグッズなどを販売し、一部収益はアフリカと日本の子どもたちの支援活動の助成に充てる。

「ハートのレオナ」はおでこにハートの模様があるライオンの子レオナが友達のペリカン・ムワリとともに「アフリカを知る」旅に出かけ、訪れた国々でさまざまな動物に出会い、文化や言葉、内包する問題を教わりながら、アフリカを好きになっていくという話だ。物語に登場する場所は、実際にミーシャさんが訪れた国々で、そこで聞いた言葉、知ったこと、感じたアフリカの魅力をレオナの視点で描いている。

ミーシャさんは1978年長崎県生まれ、福岡県立香住丘高校を卒業、在学時からアフリカ系のボイストレーナーに師事し、1998年にBMG ジャパン(JAPAN)より「つつみ込むように…」でデビュー、アルバム「マザー・ファザー・ブラザー・シスター(Mother Father Brother Sister)」を発売し、1999年に初のホール&アリーナ・ツアーを開催、2000年にフジテレビ系ドラマ「やまとなでしこ」の主題歌に「エブリーシング(Everything)」が起用された。

2001年にセルフプロデュース・アルバム「マーベラス(MARVELOUS)」を発売し、2007年9月に台湾で初の海外ライブ、2008年に日本をはじめ、台湾、上海、シンガポール、ソウル、香港の5都市を含む全13都市で24公演のアジアツアーを開き、2009年から2010年にかけてロングツアーを開き、2010年3月に国連より生物多様性条約第10回締約国会議名誉大使に任命される。同年5月に音楽とアートが持つメッセージパワーを活かし、世界をよりよくデザインするため、同年に設立された「ミューデフ」に就任、同年5月に「FIFAワールドカップ公式アルバム」のアジアを代表してミシャさんの楽曲が収録された。

2012年3月にアメリカ・ワシントンD.C.にて行われた全米桜祭りの開会式に出演し、12月に独立行政法人「国際協力機構(JICA)」よりJICA-TICADオフィシャルサポーターに任命され、12月の第63回NHK紅白歌合戦に紅組特別出演歌手として出場した。2013年1月に外務省より第5回アフリカ開発会議(TICAD V)名誉大使に任命、視察で訪れたセネガルで再レコーディングした「マワレ・マワレ(MAWARE MAWARE)」がTICAD Vテーマソングに決定した。

2013年2月に発売したベストアルバムがオリコンウィークリーランキングで1位を獲得、2015年にNHK紅白歌合戦に2回目の出演をした。2017年にニューヨーク在住のジャズトランペット奏者・黒田卓也(くろだ・たくや)さんとそのバンドメンバーとライブツアーを開き、2018年にデビュー20周年を迎え、4月より20周年祝祭ライブ、6月より全国ホールツアーを開いた。

開場時間は11時から23時。