日比谷で堀内環、浜村美智子、前田はるみらシャンソン、ラテン等

【銀座新聞ニュース=2012年2月22日】社団法人「日本音楽家協会」(港区赤坂1-1-17、細川ビル907、03-3585-3903)は3月17日15時から日比谷公会堂(千代田区日比谷公園1-3、03-3591-6388)で「ポピュラー音楽祭イン・日比谷(in hibiya)」を開催する。

「ポピュラー音楽祭」は1981年から東京都からの助成金を基に「都民芸術フェスティバル」の一環としてはじめられ、2006年から独立した形で「ポピュラー音楽祭イン・日比谷」として再スタートした。シャンソンからラテン音楽、タンゴまでポピュラー音楽を一度に聴かせる音楽会だ。

今回は「懐かしのシャンソン・タンゴ・ラテン名曲選」という副題で、第1部がシャンソン、第2部がタンゴ、第3部がラテンと3部構成になっている。司会は女性コーラス・グルーブ「ボーチェ・アンジェリカ」のメンバーである中藤幸子(なかふじ・さちこ)さん、構成と演出が永田文夫(ながた・ふみお)さんだ。

出演するのはシャンソンが東京芸術大学音楽学部声楽科卒業、一般社団法人「日本シャンソン協会」理事の堀内環(ほりうち・たまき)さん、福岡県福岡市生まれ、早稲田大学政治経済学部卒業の花田玲子(はなだ・れいこ)さん、香川県生まれ、多摩美術大学卒業の小林麗子(こばやし・れいこ)さん、岡田千恵子(おかだ・ちえこ)さん、神奈川県横浜市生まれの小関明子(こぜき・あきこ)さん。

演奏は上里知巳(あがり・ともみ)さんとそのグループで、メンバーはピアノ奏者の上里知巳さん、ベースの斉藤正巳(さいとう・まさみ)さん、ドラムの八木秀樹(やぎ・ひでき)さん、ギターの並木健司(なみき・けんじ)さんで構成されている。

タンゴは栃木県足尾町生まれの前田(まえだ)はるみさん、高橋トク子(たかはし・とくこ)さん、栃木県宇都宮市生まれの広瀬(ひろせ)としえさん、熊本県生まれの磯村(いそむら)みどりさん、矢部幸子(やべ・さちこ)の6人が歌い、タンゴダンサーとして野沢ケンジ(のざわ・けんじ)さんと中田リリアナ(なかだ・りりあな)さんのコンビ「ケンジ&リリアナ」が踊りを披露する。

演奏は「京谷弘司(きょうたに・こうじ)クァルテートタンゴ」で、メンバーはバンドネオン奏者の京谷弘司さん、バイオリン奏者の喜多直毅(きた・なおき)さん、ピアノ奏者の淡路七穂子(あわじ・なほこ)さん、ベース奏者の田辺和弘(たなべ・かずひろ)さん。

ラテン音楽は大阪府生まれで「バナナ・ボート」(1957年)をヒットさせた浜村美智子(はまむら・みちこ)さん、ケン・バルガス(Ken Vargas)さん、1969年に結成された「トリオ・ロス・ペペス」、ヨコヤマ絵夢(よこやま・えむ)さん、尾河ふみ子(おがわ・ふみこ)さん、石井昌子(いしい・まさこ)さん。

演奏は2010年に結成した「有馬忍(ありま・しのぶ)東京ラティーノス」で、トランペット奏者の有馬忍(ありま・しのぶ)さん、トランペット奏者の間宮良二(まみや・りょうじ)さん、トランペット奏者の鈴木正晃(すずき・まさあき)さん、トランペット奏者の白沢茂(しらさわ・しげる)さん。

アルトサックス奏者の小峰敦史(こみね・あつし)さん、アルトサックス奏者の森本小百合(もりもと・さゆり)さん、テナーサックス奏者の渡部賢吾(わたなべ・けんご)さん、バリトンサックス奏者の五十井梧楼(いそい・ごろう)さん、トロンボーン奏者の松林辰郎(まつばやし・たつろう)さん。

ピアノ奏者の鶴野美香(つるの・みか)さん、ベース奏者の中嶌孝昌(なかしま・たかまさ)さん、ドラム奏者の茂森輝哉(しげもり・てるや)さん、パーカッション奏者の大津哲二(おおつ・てつじ)さん、パーカッション奏者の渋谷祥之(しぶや・よしゆき)さん。

演奏時間は15時から19時、料金は全席指定でS席が5100円、A席が4600円。当日券はそれぞれ500円増しとなる。100円は「あしなが育英会」を通じて復興支援にあてられる。