ヤマハ銀座でクラシックのサクソフォーン4人がミニコンサート

【銀座新聞ニュース=2012年2月20日】ヤマハ銀座店(中央区銀座7-9-1、03-3572-3171)は2月26日15時から1階ポータルで「ヴィーヴ!サクソフォーン・クヮルテット(Vive! Saxophone Quartet)」によるミニコンサートを開催する。

ソプラノ・サクソフォーン奏者の豊田晃生(とよだ・あきお)さん、アルト・サクソフォーン奏者の荻島良太(おぎしま・りょうた)さん、テナー・サクソフォーン奏者の鶴飼奈民(つるかい・なみ)さん、バリトン・サクソフォーン奏者の浅利真(あさり・まこと)さんの4人のクラシック・サクソフォーン奏者で構成される「ヴィーヴ!サクソフォーン・クヮルテット(Vive! Saxophone Quartet)」がミニコンサートを開く。

「ヴィーヴ!サクソフォーン・クヮルテット」は1999年に結成され、これまでに9回のリサイタルを開いており、毎年、軽井沢「八月祭」に出演している。CDは「サクソフォンズ スタディーズ」と「イマージュ」、「セカンドバトル」の3枚を発売している。また、最近はサクソフォーンオリジナル作品のレパートリー拡大にも取り組んでいる。

豊田晃生さんは1978年茨城県生まれ、2000年に武蔵野音楽大学を卒業、在学中に学内推薦演奏会に出演、1998年に第2回国際芸術連盟音楽コンクール室内楽部門で3位、卒業時に卒業演奏会に出演した。2001年に関城吹奏楽団常任指揮者に就任し、2003年に関城吹奏楽団が全日本吹奏楽コンクールに進出し、その後、東京都立豊島高校を指導、2007年と2008年に2年連続で東京都立豊島高等学校が東日本大会に進出した。

荻島良太さんは1978年東京都生まれ、2000年に愛知県立芸術大学を卒業、在学中に大学室内楽定期演奏会、卒業時に卒業演奏会に出演した。2002年に東京ミュージック&メディアアーツ尚美ディプロマコースに卒業、2004年に第5回日本アンサンブルコンクール、2008年にタイの第2回ジャンマリー・ロンデックス国際コンクールでセミファイナリストに選ばれ、2009年に第5回ルーマニア国際音楽コンクール管楽器部門で第1位、日本ルーマニア音楽協会理事会賞を受賞している。現在、ソロ、室内楽、吹奏楽、オーケストラなどで活動している。

鶴飼奈民さんは1976年東京都生まれ、1998年に武蔵野音楽大学を卒業、1996年に第6回足立区フレッシュクラシックのオーディション合格、1997年に第19回国際芸術連盟新人オーディション室内楽に合格、1998年に第8回日本クラシック音楽コンクールの第3位、第10回全日本ソリストオーディション室内楽入賞、2002年に東松山市立松山女子高等学校吹奏楽部ニューイヤーコンサートに出演、現在ソロ、室内楽、吹奏楽のほか、吹奏楽指揮者、トレーナーとしても活動し、2007年に東京都立墨田川高校を指導し、第13回日本管楽合奏コンテスト全国大会に出場した。

浅利真さんは1976年北海道生まれ、1999年に武蔵野音楽大学を卒業、2000年に第24回国際芸術連盟新人オーディションに合格、2006年に第14回ワールドサクソフォン・コングレス(スロベニア)に出演、2006年からソロリサイタル「浅利真サクソフォン・ナイト」を毎年開催している。映画「フレフレ少女」の吹奏楽のアレンジを担当した。現在、埼玉県立芸術総合高校音楽科サクソフォン非常勤講師を務めている。

料金は無料。ヤマハ銀座店で「ヴィーヴ!サクソフォーン・クヮルテット」のCDを購入すると、サイン会に参加できる。