大丸松坂屋画廊で鈴木那奈展、女性の中にある聖性を描く

【銀座新聞ニュース=2021年4月15日】国内百貨店業界2位の流通グループ、J.フロントリテイリング(中央区八重洲2-1-1)傘下の大丸松坂屋百貨店(江東区木場2-18-11)が運営するアートギャラリー「Artglorieux GALLERY OF TOKYO」(中央区銀座6-10-1、GINZA SIX、03-3572-8886)は4月15日から21日まで鈴木那奈さんによる個展「SANCTUARY」を開く。

大丸松坂屋百貨店の「Artglorieux GALLERY OF TOKYO(アールグロリュー ギャラリーオブトーキョー)」で4月15日から21日まで開かれる鈴木那奈さんの個展「SANCTUARY(サンクチュアリ)」に展示される「花洩れ-kamore-」(油彩)。

油彩画家の鈴木那奈さんが2020年に続いて、「Artglorieux GALLERY OF TOKYO(アールグロリュー ギャラリーオブトーキョー)」で開く個展で、画廊では鈴木那奈さんは「女性の中にある聖性に目を向け、もろく儚(はかな)く、そして不可侵な何かを聖域(sanctuary=サンクチュアリ)として描」いているという。また、「モチーフとなる人物の表面的な美しさではなく、愛するものを見つめるまなざしで描いた作品は、多くの人々の心に届いている」としている。

今回は、「人との出会いが減る中で、より深く自身の描きたいものを探求したこの一年。柔らかく、そして壊れやすい、心をすくいとった」約40点の人物像を展示する。

鈴木那奈さんは1987年京都府京都市生まれ、2014年に京都造形芸術大学(現京都芸術大学)芸術学部美術科洋画コースを卒業、卒業時の卒業生・修了生公募展で優秀賞、2017年に同大学大学院芸術環境専攻美術・工芸領域洋画分野を修了している。同年から銀座かわうそ画廊などで個展を開いている。

開場時間は10時30分から20時(最終日は18時)まで。