日本橋「エゴイスト」AFA助演男優賞の宮沢氷魚と松永監督挨拶

【銀座新聞ニュース=2023年3月24日】中堅映画配給会社の東京テアトル(新宿区新宿1-1-8、御苑テアトルビル、03-3355-1010)は3月27日にTOHOシネマズ日本橋(中央区日本橋室町2-3-1、コレド室町2、050-6868-5060)で「エゴイスト」に出演している宮沢氷魚さんが助演男優賞を受賞したのを記念して、凱旋舞台あいさつを開く。

現在、一般公開中の「エゴイスト」(((C)2023 高山真・小学館/「エゴイスト」製作委員会)。

「エゴイスト」は2月10日から一般公開しており、2023年3月12日に香港で開かれた「第16回アジア・フィルム・アワード(AFA)」で作品賞は濱口竜介さんが監督した「ドライブ・マイ・カー」が受賞し、助演男優賞に「エゴイスト」の宮沢氷魚さんが選ばれ、監督賞には韓国映画「ベイビー・ブローカー」の是枝裕和さんが選ばれた。

この助演男優賞受賞を記念して、3月27日18時30分の回上映開始前に、監督の松永大司さんとAFA受賞者で、ファッション雑誌の編集者を務める「斉藤浩輔」(鈴木亮平さん)の相手役のトレーナー「中村龍太」役の宮沢氷魚さんが舞台に登場してあいさつする。

ウイキペディアによると、「エゴイスト」はエッセイスト・高山真(筆名・浅田マコト、1970-2020)の自伝的小説「エゴイスト」が原作で、

物語は地方出身で現在は東京に住み、ファッション雑誌の編集者を務める斉藤浩輔が、トレーナーの中村龍太と出会うところからはじまる。龍太はシングルマザーの母と2人暮らしで、浩輔は次第に龍太に惹かれるようになる。

宮沢氷魚さんは1994年アメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコ生まれ、幼稚園から高校までインターナショナル・スクールに通い、カリフォルニア大学サンタクルーズ校から国際基督教大学に編入し、2017年に国際基督教大学を卒業、レプロエンタテインメントに所属しており、2015年に「MEN’S NON-NO」の専属モデルモデルオーディションでグランプリを獲得している。父はシンガーソングライターの元「THE BOOM(ザ・ブーム)」のボーカル・宮沢和史さん、母はタレントの光岡ディオンさん。

2017年10月期のTBS系テレビドラマ「コウノドリ」にレギュラー出演して俳優としてデビュー、2018年6月放送のNHK BSプレミアムの「R134/湘南の約束」でドラマ初主演、同年7月上演の舞台「BOAT(ボート)」で初主演、2020年1月公開の「his(ヒズ)」で映画初主演した。

松永大司さんは1974年東京都生まれ、大学卒業後に俳優として作品に出演した後、2001年頃からミュージックビデオや映画のメイキングを手がけ、2011年の「ピューぴる」で初監督、2011年に文化庁委託事業・若手映画作家育成プロジェクト「ndjc」に選ばれ、短篇映画「おとこのこ」を制作、2018年に平成30年度新進芸術家海外研究制度により1年間ロサンゼルスに留学している。

2015年に第20回新藤兼人賞で銀賞、2016年に第56回日本映画監督協会新人賞、2016年に第25回日本映画批評家大賞で新人監督賞、2016年に第37回ヨコハマ映画祭で新人監督賞などを受賞している。

チケットはパソコン、スマホで24日0時から、劇場窓口で24日から販売している。料金は1900円均一。プレミアボックスシートは1000円上乗せされる。作品は「R15+」(15歳未満は入場・鑑賞を禁止)に指定されている。