ギャルリー志門30周年記念第13弾、柳川貴司彫刻展

【銀座新聞ニュース=2017年11月5日】ギャルリー志門(中央区銀座6-13-7、新保ビル3階、03-3541-2511)は11月6日から18日まで「ギャルリー志門30周年記念特別企画」の第13弾として、柳川貴司さんによる彫刻展を開く。

ギャルリー志門で11月6日から18日まで2週間にわたって「ギャルリー志門30周年記念特別企画」の第13弾として開かれる、柳川貴司さんの個展に出品される作品。

ギャルリー志門は1987年1月に創業し、同年12月に法人化し、現在、代表取締役を谷田部美子(旧姓深井、やたべ・よしこ)さんが務めている。また、画廊の中には、カウンターを設置して、「ギャラリーバー(BAR)」としてアルコール類を飲めるようにしてある。

設立30年を記念して、1月から12月まで毎月、記念展を企画しており、その第13弾として、彫刻家で東海大学講師の柳川貴司(やながわ・たかし)さんの新作を中心に展示する。

柳川貴司さんは長年「すむところ」シリーズを制作しており、「丸太の丸みを生かした寄せ木法で制作した彫刻」で、ねじれ、縮み、反(そ)り、節、割れなどの木がもっている「癖」を、「上手に見極めて、互いを寄せてひとつの塊として造り上げて」いく手法という。「木の声を聴き、木の語りを作品の中に表現」したとしている。今回は「地球の音を聞く1」と題した新しいシリーズを制作している。

柳川貴司さんは1957年埼玉県生まれ、1980年に東海大学教養学部芸術学科美術学課程を卒業、1999年に個展を開き、2006年、2008年、2014年にギャルリー志門で個展を開いている。また、多くのグループ展に出品している。

6日17時からオープニングパーティーを開く。チェンバロの演奏も予定されている。

開場時間は11時から19時(最終日は17時)、入場は無料。日曜日は休み。