広島が移住セミナー、有政雄一と梅本雅史、山の暮らしを語る

【銀座新聞ニュース=2017年11月16日】広島県(広島県広島市中区基町10-52、082-228-2111)は11月18日に「ふるさと回帰支援センター」(千代田区有楽町2-10-1、東京交通会館)8階セミナールームで広島県移住促進セミナー「ひろびろ広島くらしフェア2017 vol.3 山のくらし入門」を開く。

11月18日に「ふるさと回帰支援センター」で開かれる「第3回ひろびろ広島くらしフェア2017 山のくらし入門」のフライヤー。写真の夫婦は北広島町に移住し、美容院「わらふ」を営む峠一平(とうげ・いっぺい)さんと峠優(とうげ・ゆう)さん。一平さんは英国の専門学校への留学経験もある。

広島県と広島県交流・定住促進協議会の共催で、首都圏に住む人を対象に、広島への移住や広島での活動に関心を持つ若年層などに向けたセミナーを開く。今回が2017年度で3回目になり、広島市、府中市、三次市、荘原市、廿日市市、安芸高田市、安芸太田町、北広島町、世羅町が参加する。

今回は広島県内の企業経営者から聞き取った「とっておきの仕事」や就農・地域おこし協力隊など、希望の仕事とのマッチングについてサポートする。とくに、山のくらし相談として、自然豊かな地域での子育てや教育環境、住まい、アウトドア・趣味など、身近なくらし情報を紹介する。

12時から12時30分まで「くらし紹介セミナー」で、山ならではの仕事と暮らしの先輩移住者が日頃の生活を紹介する。農業・創業を行った先輩移住者として、子ども向け農業体験と野菜宅配事業を起業し、地元の小さな農家80軒と連携し、広島市内の飲食店にネット直売する「株式会社まごやさい」の代表取締役、有政雄一(ありまさ・ゆういち)さん、安芸太田町(人口約6400人、日本最南端の豪雪地帯)へ家族で移住した地域おこし協力隊、梅本雅史(うめもと・まさふみ)さんが現地の事情を説明する。

12時40分から12時55分まで広島県地域創造課の職員による仕事紹介セミナーを開く。
13時から14時までの「ご当地トーク」では就農、子育て・教育、趣味・アウトドアのテーマに沿って、各市町職員が地域の魅力を紹介するとともに、移住に関する個別相談に応じる。

有政雄一さんは広島県安芸高田市向原町生まれ、福岡の大学を経て関西リクルート人材センターに入社し、営業やキャリアカウンセラーを務め、ベンチャー企業を経て40歳を機に広島にUターンし、子ども向け農業体験と野菜宅配事業で起業した。

梅本雅史さんは愛知県での社会人生活を経て、20代後半に広島県北西部にある安芸太田町に家族で移住、マウテン・サーフ(Mountain Surf)という新たなSUP(スタンドアップパドル)フィールドを作るなどアウトドアコーディネーターとして経験を積んでいる。

時間は11時から16時。参加は無料。事前の予約は不要。