銀座ニコン階段に平間至「浜口祐自」

【銀座新聞ニュース=2018年4月28日】デジタルカメラ市場で世界第2位のニコン(港区港南2-15-3、品川インターシティC棟、03-6433-3600)グループのニコンイメージングジャパン(住所・同、03-6718-3010)は4月28日から5月31日までニコンプラザ銀座(中央区銀座7-10-1、ストラータ ギンザ、03-5537-1469)内の階段フロアにある「銀座階段ギャラリー」で平間至さんの作品を展示する。

4月28日から5月31日までニコンプラザ銀座内の階段フロアにある「銀座階段ギャラリー」に展示される平間至さんが撮影した浜口祐自さん。

ニコンイメージングジャパンが毎月、プロの写真家の撮影した作品1点を展示するのが銀座階段ギャラリーで、5月は写真家の平間至(ひるま・いたる)さんが撮影したギター奏者の浜口祐自(はまぐち・ゆうじ)さんの写真を展示する。

平間至さんは1963年宮城県塩竈市生まれ、日本大学芸術学部写真学科を卒業、写真家のイジマカオル(伊島薫)さんに師事し、躍動感のあるポートレートや、画面から音楽が聞こえてくるような作品により、多くの音楽家の撮影を手掛ける。

写真家の平間至さん。

1996年からタワーレコーズ(TOWER RECORDS)のコーポレイト・ボイス「ノーミュージック、ノーライフ(NO MUSIC,NO LIFE.)」のポスター撮影を手掛け、近年では舞踊家の田中泯(たなか・みん)さんの場踊りシリーズをライフワークとし、世界との一体感を感じさせるような作品制作を追求し、ニューヨークADC賞で金賞を受賞している。

2003年に塩竈市市政功労賞、宮城県芸術選奨に選ばれ、2006年よりゼラチンシルバーセッションに参加、2008年より塩竈フォトフェスティバルを企画、2009年よりレンタル暗室&ギャラリー「ピッポー(PIPPO)」をオープンし、フイルム写真の普及活動も行っている。2011年の東日本大震災以降は、自身の故郷、塩竈を含めた復興支援の活動も積極的に行い、塩竈初の音楽と食とアートのイベント「ガマ・ロック・フェス(GAMA ROCK FES)2012」をアツシ(ATSUSHI、Dragon Ash)さんと共に主催し、2015年に東京・三宿に「平間写真館トウキョウ(TOKYO)」をオープンしている。

開場時間は10時30分から18時30分(最終日は15時)。入場は無料。日曜日は休み。

注:「浜口祐自」の「浜」は正しくは旧漢字です。名詞は原則として現代漢字(常用漢字)を使用しています。