ホットペッパー調べ、17年度外食4%増4兆に、中食6%増1兆円

【銀座新聞ニュース=2018年9月27日】リクルートグループの旅行、レジャー、飲食などの情報サービス会社、リクルートライフスタイル(千代田区丸の内1-9-2、03-6835-1000)の「食」に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメリサーチセンター」はこのほど、2017年度の「外食&中食動向」(推計値)を発表した。

伊藤ハム米久HDの伊藤ハムが9月28日から中食市場向けに発売する「お肉屋さんの惣菜 鶏天」(税別400円)。

それによると、2017年度(2017年4月から2018年3月)の首都圏・関西圏・東海圏(東名阪)3圏域の外食市場規模は前年度比4.0%増の4兆752億円と2年ぶりに前年実績を上回った。中食市場は同5.9%増の1兆1614億円とやはり2年ぶりに前年実績を上回った。

ホットペッパーグルメリサーチセンターでは、3圏域計で基準となる人口は前年度比0.2%減の4135万人と微減したものの、延べ外食回数が同2.1%増の15億7767万回、外食単価も平均2583円と同1.8%増と増加したことから、市場規模が拡大した、としている。

外食市場規模は2013年度が3兆9574億円、2014年度が前年度比0.9%増の3兆9918億円、2015年度が1.9%増の4兆668億円、2016年度が3.6%減の3兆9194億円だった。人口は2013年度4267万人、2014年度が4200万人で、2015年度が4168万人、2016年度が4141万人と減少傾向にある。

これに伴い、延べ外食回数も2013年度16億7028万回、2014年度が16億1835万回、2015年度が15億9114万回、2016年度が15億4479万回と減ってきたが、2017年度は増加に転じている。外食単価も2013年度が平均2369円、2014年度が2467円と同4.1%増、2015年度が2556円と同3.6%増と伸びていたが、2016年度に0.7%減の2537円と減少に転じた。しかし、2017年度は再び増した。

業態別の外食市場規模は飲酒主体の「居酒屋」が同1.0%増の9143億円で、22.4%のシェアを占めている。次いで食事主体の「和食料理店」が同4.9%増の6157億円で、15.1%のシェア、食事主体の「焼肉、ステーキ、ハンバーグ等の専業店」が同10.3%増の3959億円で、9.7%のシェア、食事主体の「フレンチ、イタリアン料理店」が同3.9%増の3169億円で、7.8%のシェア、食事主体の「ファミリーレストラン、回転すし等」が同4.0%増の2815億円で、6.9%のシェアと続いている。

また、2017年度の外食機会中の「飲酒の有無」についても集計しており、飲酒を伴う外食シェアは回数で46.0%だった。1人夕食の市場規模は2017年度が3.7%増の3580億円だった。2013年度が3019億円、2014年度が3114億円、2015年度3492億円、2016年度3452億円と2013年度からみると、伸び続けている。

ただ、延べ回数は2017年度が3.3%増の2億9286万回だったが、2013年度が2億9686万回、2014年度が2億8826万回、2015年度2億8831万回、2016年度2億8337万回と2013年度からみると、と減少傾向にある。単価は2017年度が0.3%増の1222円と増加している。2013年度が1017円、2014年度が1080円、2015年度が1211円、2016年度に1218円と増え続けている。

一方、中食の市場規模は2013年度が1兆1056億円、2014年度が前年度比0.1%減の1兆1048億円、2015年度が同1.7%増の1兆1241億円、2016年度が同2.5%減の1兆963億円だった。

延べ中食回数は2013年度14億7266万回、2014年度が14億5477万回、2015年度が14億5066万回、2016年度が14億3075万回と減ってきたが、2017年度は増加に転じた。中食単価も2013年度が平均751円、2014年度が759円と同1.1%増、2015年度が775円と同2.0%増と伸びていたが、2016年度に同1.1%減の766円と減少に転じ、2017年度は再び増加した。

1カ月あたりの実施者の中食購入頻度は2013年度4.69回、2014年度4.71回、2015年度4.68回、2016年度4.62回、2017年度4.68回と増加している。1カ月あたりの中食の購入場所(4月、5月時点)はスーパーマーケットが62.3%、コンビニが28.7%、百貨店が21.7%、持ち帰り専門店が19.3%、外食店のテイクアウトが16.0%となっている。スーパーは2015年度が61.2%、2016年度が61.9%、2017年度が62.2%、2018年度が62.3%と6割を超えている。

調査は首都圏、関西圏、東海圏の各圏域中心部からの鉄道距離が、おおむね首都圏90分圏、関西圏80分圏、東海圏60分圏の市区町村に住む20歳から69歳までの男女を対象にインターネットによって実施した。

外食は夕方以降の食事について、店で食事した場合を対象とし、飲酒のみ、喫茶のみの場合も含まれ、夕方以降、複数回外食した場合、1日あたり2回まで(2軒目まで)の外食を含んでいる。

中食は、夕方以降の食事について、外で買ってきたものを家で食べたり、出前や宅配を利用して食べた場合を対象とし、食事の一部(おかずのみなど)を買ってきて食べた場合も含まれ、夕方以降に複数回中食した場合、1日あたり2回まで(購入金額の上位2位まで)の中食を含んでいる。

コメントは受け付けていません。